「井上は偉大なファイターであることをあらためて証明した」
「最初の2ラウンドはカルデナスにとってとてもいいラウンドだったと思う。しかし、ダウンを奪ったことで、彼は左フックを狙いすぎた。ダウンは誰にでも起こりえることだ。無敵のファイターなんていないし、それは井上も同じ。一発だけでなく、そこに至るまでの積み重ねやノックダウンのお膳立てが大事だ。印象的だったのは、井上がダウンした後に立ち上がり、非常にスマートに戦い始めて試合に勝ったことだ」
そして、「彼は偉大なファイターであることをあらためて証明した」と指摘し、「井上に勝てるか?」との質問に「もちろん勝てる」と豪語したという。
井上戦を必死にアピールするグッドマンだが、現時点で井上のスケジュールにその名はない。
井上は9月14日にWBA世界スーパーバンタム級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン、30)との対戦が内定しており、年末には1階級上のWBA世界フェザー級王者ニック・ボール(英国、28)との対戦を計画している。
26年には再び階級をスーパーバンタム級に戻し、現在1階級下のWBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T、27)との対戦が見込まれる。
世界王者らとの対戦が次々と計画される中、無冠の指名挑戦者グッドマンに、いつチャンスが訪れるのか。グッドマンは、5月14日に地元オーストラリアでノンタイトル戦を予定している。