小泉進次郎農水相、「完全無農薬」投稿を削除→表現変えて再投稿 「優良誤認表示」指摘受け説明&謝罪

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   小泉進次郎農水相が2025年6月27日までに、棚田を視察したとの投稿を削除、表現を変えて再投稿した。元の投稿の表現は、農水省が定める「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」で禁止された表現ではないかと指摘する声が上がっており、これを受け小泉氏は説明、謝罪した。

  • 小泉進次郎農林水産大臣(2017年撮影)
    小泉進次郎農林水産大臣(2017年撮影)
  • 修正前のポスト。小泉進次郎農相のX(@shinjirokoiz)より
    修正前のポスト。小泉進次郎農相のX(@shinjirokoiz)より
  • 再投稿したポスト。小泉進次郎農相のX(@shinjirokoiz)より
    再投稿したポスト。小泉進次郎農相のX(@shinjirokoiz)より
  • 小泉進次郎農林水産大臣(2017年撮影)
  • 修正前のポスト。小泉進次郎農相のX(@shinjirokoiz)より
  • 再投稿したポスト。小泉進次郎農相のX(@shinjirokoiz)より

「無農薬」→「農薬を使わずに」

   25日、小泉氏は石川県輪島市にある棚田「白米千枚田」を視察したとし、「完全無農薬での稲作を始めた場所を視察しました」と投稿した。Xではこの「無農薬」という表現に、農水産省が定める「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」で禁止されている表現だとして、「農水大臣自ら発してしまうのは如何なものかと...」「まずいこと書いてはる」「知らなかったとしても、さすがに訂正すべきじゃないですかね」といった声が上がっていた。

   「特別栽培農産物に係る表示ガイドライン」は、農薬や化学肥料の節減について一定の基準を満たした農作物を消費者に販売する際の表示方法を定めたガイドラインだ。農水省の公式サイトによると、「消費者が一切の残留農薬等を含まないとの間違ったイメージを抱きやすく、優良誤認を招くため」として「無農薬」などの表現は禁止されている。

   小泉氏は27日までにこの投稿を削除。26日には、「今年の田起こしから農薬を使わずに稲作を始めた場所を視察しました」と表現を変えて再度投稿した。

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