YouTuberのHIKAKIN(ヒカキン)さんが2025年8月3日、自身がプロデュースして大ヒットしたインスタント食品「みそきん」の実店舗オープンを報告した。
「下積み時代に何度も訪れた思い出の場所」
元祖「みそきん」は23年5月に発売され、想定を超える売れ行きのため一時終売。複数回にわたって再販されるも毎回即完売し、フリマアプリなどでは定価以上での転売も見られた。
ヒカキンさんは3日、「東京駅にみそきんリアル店舗オープン」と題した動画を公開した。
頭に黒いタオルを巻き、「みそきん」のロゴが入ったTシャツを着用したヒカキンさんは、腕組みし「どうも、『みそきん』店主のヒカキンです」とすると、「タイトルにある通り、ついに『みそきん』実店舗オープン決定しました」と自ら拍手。
「カップラーメンの味噌発売から約2年。おかげさまで累計販売数は2000万食を突破しました」
店舗の場所は東京駅直結の「東京ラーメンストリート」で、「私ヒカキン、この『東京ラーメンストリート』ができて間もない頃、下積み時代に何度も訪れた思い出の場所です。まさかここに出店させていただけることは本当に公栄です」と語った。
7日のオープンを予定しているが、混雑が予想されるため、予約制でのオープンとなるという。
「我ながら自信たっぷりな一杯に仕上がりました」
黒を基調としたこだわりの内装や、広々とした厨房などを案内したヒカキンさんは「去年からずっと作り続けてきた1杯です」として、ラーメンを実食した。
「麺も、具材も全部......トッピングもこだわりまして、僕にとって完璧な一杯になってます」
噛み締めるように味わうと、「バッチリ。我ながら自信たっぷりな一杯に仕上がりました」と太鼓判を押した。
実店舗のオープンを目指すとしたヒカキンさんは、「1人だと無理なので、チーム作って。僕もやるなら本気でやるんで」として「ミスターラーメン」こと前島司さんに協力を依頼した。
「人生において、ラーメンが常に近くにあって。週末のごちそうと言ったらラーメンで。上京して3年ぐらい下積みして売れなくて、一番どん底の時にわざわざ電車乗ってラーメン食べに行って、食べた時に泣きそうになるぐらい美味しくて。その記憶を食でもう超えらんないんじゃないかなってぐらい......なんか海外で美味しいものとか食べてきたんですけど、その時のラーメンを超えられない」
ヒカキンさんは、そうラーメンへの思いを語った。
試作を繰り返し、こだわりの一杯を作り上げたヒカキンさんは、
「改めまして私、ヒカキンはラーメンの持つ力を信じています。食べてくれた人が『よし、明日も頑張ろう』って、そんな気持ちになれるラーメンを作りました。皆さんの心に届く味にできた自信があります。ぜひたくさんの方に僕が作ったみそきんを食べて欲しいと思っています」
と呼びかけた。
ヒカキンさんの報告には、「テナント料も高いだろうにみんなが来店しやすい東京駅ってのがいいですね」「HIKAKINの真剣さと本気でやってる姿に泣けました! 試行錯誤した最高の1杯をいつか食べに行きたいです!」など期待の声が寄せられている。