格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)を出禁になっているノッコン寺田(40)が、2025年8月10日にユーチューブを更新し、「BreakingDown16.5」オーディションについて、「過去最悪レベルに面白くない」と酷評した。
「今のブレイキングダウンのファンたちに刺さっているのかな?」
「BreakingDown」は、人気格闘家・朝倉未来(33)がCEOを務めるイベントで、10日に都内で「BreakingDown16.5」が開催された。
これに先立ち、朝倉は9日に自身のユーチューブチャンネルで「オーディション」の模様を公開。動画は「ミニオーディション」と題し、朝倉と実業家の萩原裕介氏(42)が審査員を務めた。
過去に「BreakingDown」に参戦した経験を持つ寺田は、冒頭で「今回に関して、ぶっちゃけ言っていいですか?過去最悪レベルに面白くないかな」と切り出し、率直な感想を述べた。
「ブレイキングダウンのファンだから、こんなことは言いたくないけど。いろいろな意見があると思う。『過去のブレイキングダウンを見ているようで良かった』という意見があるけど、時代が進んでいるんです。昔のファイブ、シックスのブレイキングダウンの感じを出すというのが、今のブレイキングダウンのファンたちに刺さっているのかな?俺は正直刺さらなかった」
「溝口COOはノーボーダーで頑張ってください」
そして、運営サイドの思惑を推測し、こう続けた。
「たぶん(運営が)ニュースターを作ろうと思っているから、知らない人がたくさん出た。僕はブレイキングダウンが好きだから、オーディションも見るが、正直、今回はほぼほぼ(映像を)飛ばしていた。知っている人が出てるとか、ストーリーがある人を見ていたが、『結構ヤバいんじゃない?』というくらいのレベル」
寺田が唯一、評価したのが審査員を務めた萩原氏だ。「萩原さんが今回、瓜田(純士)さんのポストに座っていた。あれは華が増えてよかった」と評価し、「BreakingDown」のCOOを務める溝口勇児氏(40)に言及した。
溝口氏は、「BreakingDown」のオーディションで審査員を務めており、「BreakingDown16」のオーディションでは、参加者の瓜田純士から「お前いろいろ私物化してんじゃねえの」と詰め寄られる場面もあった。
これまで溝口氏に対して、忖度なしに意見してきた寺田は「朝倉未来と(萩原が)並んで新生ブレイキングダウンという感じがした。これからあれでいこう。すぐに溝口を外せ。溝口COOは(立ち上げたばかりの動画番組プロジェクトの)ノーボーダーで頑張ってください」と訴え、「とりあえず(BreakingDown)16.5を見ましょう」と締めくくった。
なお、「BreakingDown16.5」は、10日に都内で開催され、11試合が行われた。メインは、格闘技団体「RIZIN」に無断出場して「BreakingDown」を出禁となっていたとしぞうが、総合格闘家・竹見浩史郎と対戦し、1回26秒KO負けを喫した。