愛知・竹島水族館、水槽ガラスは「館長の車より高い」 「ユーモア溢れる注意喚起」で16万いいね...背景に迫る

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24年10月改装で設置「楽しく見てもらえる工夫をしたくて」

   投稿者によると、竹島水族館のカピバラ水槽前で撮影したという。

   実際、15日にJ-CASTニュースの取材へ応じた同館広報・カピバラ担当者は、「昨年の10月に行ったリニューアルでこのカピバラエリアができ、その際にこのパネルを掲示しました」と説明した。文章表現の狙いを含め、導入背景については、

「水槽を作る際に一番お金がかかるのがこのアクリルガラスなのですが、水槽の構造上足元に段差ができます。そこに足がかかると傷がつく可能性があったためパネルを設置しました。当館はスタッフ自ら作成するパネルが人気の水族館ですので、ただ『乗らないでください』といった注意事項を書くのではなく、楽しく見てもらえる工夫をしたくて、この内容にしました」

と答えた。Xの反響は「当館からのお願いごとをこんなに楽しんでもらえて、すごくうれしいです」と受け止め、運営にあたっての思いを下記のように伝えている。

「リニューアルして少し大きくなった水族館ですが、アットホームさを大切にスタッフ一人ひとりが工夫を凝らして日々挑戦を行っております。生き物はもちろんですが、ぜひリッチなガラスやいろんな取り組みをするスタッフなど、水族館全体のことを知って楽しんでいただきたいと思います」

   24年のリニューアルでは、アシカショープールや日本最大級の深海水槽も出来たとして「どちらももっとリッチなガラスを使ってます」と明かす。後者は世界最大のカニ「タカアシガニ」を下から見ることができるとして独自性を誇った。「それぞれのエリアで解説イベントも行ってますので、ぜひ遊びに来てください」としている。

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