格闘技イベント「BreakingDown」(ブレイキングダウン)の元選手で、アウトローのカリスマ瓜田純士氏が、2025年9月1日に公開されたユーチューブ動画「安保瑠輝也 Rukiya Anpo」にゲスト出演し、「BreakingDown」でのヤラセ疑惑の真相を明かした。
ジョリー「あれはリアルなんですか?」
瓜田氏は、「BreakingDown16」(7月13日開催)のオーディションに、反乱軍を率いて乱入した。
審査員席に向かって「なんか最近ブレイキングダウン、やばい方向に行っちゃっているんじゃないの?乗っ取られちゃってるんじゃないの?」などと言い放ち、同団体の溝口勇児COOに対して、「お前、いろいろ私物化しすぎじゃねえの?」と食って掛かった。
さらに、反乱軍がオーディション会場で大暴れし、場内は収拾がつかずに修羅場となった。
この模様が、同団体の朝倉未来CEOのユーチューブチャンネルで配信されると、大きな話題となり、一部ファンからヤラセを指摘する声も寄せられた。
瓜田氏と親交があり、選手として「BreakingDown16」に出場した格闘家のジョリーは、ユーチューブチャンネル「安保瑠輝也 Rukiya Anpo」の中で、瓜田氏に次のように問いかけた。
「瓜田さんのブレイキングダウン上での反乱軍というのは、巷ではブレイキングダウンの構成(台本)の一環じゃないかと言われている。俺は結構悔しい。あれはリアルなんですか?」
「興行にも俺らにもWIN-WINにするのが筋だと思った」
すると、瓜田氏は「あれはリアルなんだけど、ただ反逆を起こすだけじゃただの迷惑野郎になる。それで考えた時に、結果的にこの立ち回りが、興行にも俺らにもWIN-WINにするのが筋だと思った」と返答し、こう続けた。
「(反乱軍)全員が(運営に対する)個人的な恨みを持っているやつら。俺はミゾ(溝口氏)にあれだけの恨みがある。ミゾもあの時は、俺のことに腹が立っただろうし。俺も言いたいことを言ってやろうと。お互いがそうなんだけど、(溝口氏は)そのへん頭がいいから、これは(団体の)貢献に繋げた方がいいと瞬時に思う。だから難しいよね」
オーディションに乱入したことが功を奏し、反乱軍の中から「BreakingDown16」への参戦を認められる選手も出た。
瓜田氏は「あれは、俺とミゾじゃなかったら成立しなかったかもしれない。だって(反乱軍が)連れ出されて終わっちゃう」と当時を振り返り、「大会(ブレイキングダウン)には本当に感謝しなくちゃだめ。俺は何回ミゾとケンカしようが、何回運営に言いたいことがあろうが、その感謝は絶対に忘れない」と語った。
瓜田氏は「BreakingDown」の人気選手として活躍してきたが、「BreakingDown16」を最後に引退を表明した。