社民・ラサール石井氏、参政党議員の新大久保周辺話題にしたポストを批判も...賛否

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   社民党のラサール石井参議院議員が2025年9月30日にXを更新。参政党の吉川りな衆議院議員がXに投稿した、新宿区が「住みにくくなった」とする住民の声を紹介するポストを批判した。

  • ラサール石井氏(2025年7月撮影)
    ラサール石井氏(2025年7月撮影)
  • ラサール石井氏のX(@bwkZhVxTlWNLSxd)より
    ラサール石井氏のX(@bwkZhVxTlWNLSxd)より
  • ラサール石井氏(2025年7月撮影)
  • ラサール石井氏のX(@bwkZhVxTlWNLSxd)より

「『きれいごと』と馬鹿にし、壊そうとしている」

   吉川議員は29日にXで「今朝は新大久保駅にてご挨拶させていただきました」と報告しつつ、「『何も問題は起きていない』――そんなはずはありません。外国人人口比率が14%を超える新宿区。特に多国籍文化が象徴的な新大久保周辺では、『住みにくくなった』との声を多く伺います」と紹介した。

   ラサール石井氏はこのポストを引用し、「『朝まで生テレビ』で参政党の安藤議員が『我々は差別はいけないと主張ている』と言われてましたが、こうやって差別・排外主義を声高に煽っているじゃないですか」(原文ママ)と指摘した。

   なお、同日には石破茂首相がXで「2001年、新大久保駅で転落した人を助けようとして亡くなられたイ・スヒョンさんの墓前に献花」と報告していたことを引き合いに出し、「イ・スヒョンさんの命日があったばかりなのに。石破さんは日本の首相で初めてお墓に献花されましたよ」とたしなめた。

   ラサール石井氏は「新大久保は他文化が絶妙に共生している街」とし、「そのバランスをあなたは、『きれいごと』と馬鹿にし、壊そうとしている」と批判した。

   このポストにラサール石井氏の元には、「同意いたします。なぜ『排除』する方へ向かうのでしょう」「外国人を叩いて票が稼げると思っているらしい」という声のほか、「吉川さんのポストと転落した人を助けた話のどこに接点があるのかわからないです」「なぜその人の命日を政治利用するかのように持ち出すんですか?」という指摘も集まっていた。

   なお、2001年に東京のJR新大久保駅ホームから転落した人を救おうとして亡くなった韓国人留学生、イ・スヒョンさんの命日は1月。同事故で日本人のカメラマンも亡くなっている。

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