前田健太は巨人入りするのか、識者が「濃厚」と指摘する理由...「DeNAも興味を持っているようだが巨人」

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    プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏が、2025年10月18日にユーチューブを更新し、来シーズン日本球界復帰の意向を示している元大リーガー前田健太投手(37)について、「なんの心配もなく巨人に入った方がいい」との見解を示した。

  • 巨人の本拠地・東京ドーム
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巨人入りの可能性は「80%くらいある」

    前田は15年オフにポスティングシステムを利用して大リーグのロサンゼルス・ドジャースに移籍。大リーグでは、ミネソタ・ツインズ、デトロイト・タイガースなどでプレーし、今シーズンは8月からニューヨーク・ヤンキース傘下3Aでプレーした。

    スポーツ紙の報道によると、前田は来シーズン、日本球界復帰の意向を示しており、巨人が獲得調査を行う方針だという。

    巨人は今シーズン、リーグ2連覇を狙ったが、先発投手に不安を抱え、リーグ3位に終わった。来シーズンの課題のひとつが、先発投手の戦力補強で、前田は即戦力として補強ポイントに合致する。

    高木氏は前田の巨人入りの可能性について「80%くらいあると思う」とし、「ある程度、お金の競争になってくる。環境もそうだけど。マエケンはもうお金には困らないと思うけど、ジャイアンツが濃厚かなと思う。DeMAもマエケンに興味を持って動いているみたいだけど、巨人かなと」との見解を示した。

    そして、巨人入りを「濃厚」として理由に言及した。

「ひとりでチームの最年長になるのは、嫌じゃない?」

    「なぜかというと、(巨人には)マー君(田中将大)がいる、坂本(勇人)がいる。同級生なんだよね。そうなると、会話がしやすい。DeNAは、そこらへんのベテランになると、宮崎(敏郎)ぐらいしかいない。(宮崎は)野手。ひとりでチームの最年長になるのは、嫌じゃない?マー君や坂本がいれば、輪に入りやすい」

    巨人に所属する坂本勇人内野手(36)、田中将大投手(36)ともに1988年生まれで、前田とは同級生だ。田中は昨オフ、自由契約となった楽天から巨人に移籍し、今シーズン日米通算200勝を達成した。

    高木氏は、坂本と田中の存在の他に、巨人の投手力の不安定さを指摘。「CS(クライマックスシリーズ)を見て、あれだけ先発ピッチャーがいないと」と切り出し、次のように持論を展開した。

    「(巨人は)絶対にほしい。それと絶対に行くと思う。マエケンはどちらかというと、今の若者というより、我々に近い感情がある。そうしたら巨人のブランドを大事にすると思う。(現役が)終わってからのことも、いろいろと考えると思う。人生設計として、どこで終わったほうがいいかということ。骨を埋めるつもりで来ると思う。マエケンは絶対に働ける。なんの心配もなく巨人に入った方がいい」

    チームはCSファーストステージで、リーグ2位DeNAに2連敗を喫して敗退。セ・リーグはリーグ優勝を果たした阪神が、CSファイナルステージでDeNAを4勝(阪神のアドバンテージ1勝を含む)で下し、日本シリーズ進出を決めた。

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