社民党のラサール石井参院議員が2025年11月15日にXで、12日に開かれた参院予算委員会で立憲民主党の蓮舫議員がクイズ形式で質問したことについて、その意図を解説した。
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立憲民主党の蓮舫参院議員（2025年7月撮影） -
社民党のラサール石井参院議員（2025年7月撮影）
数字を「議事録に残す」ことが重要
発端となったのは、蓮舫氏が企業・団体献金について高市早苗首相に質問する際、「いま自民党支部は全国にどれだけありますか？」と尋ねたことだ。これに高市氏が「7757支部でございます」と答弁したものの、蓮舫氏は、自身が総務省が受け取った資料では「7766支部」になっているとした。
この答弁は高市氏の数字が最新で、蓮舫氏の資料の数字が古かったこともあり、ネット上から「質問者も答えを間違えているクイズを出す意味はあるのか」といった指摘が寄せられていた。
ラサール氏はXでこの動画を転載したポストを引用し、「こういう『数えれば分かる』と言った、分かりきったことを聞いて、大臣や官僚に答えさせるのは、正確な数字の前程（原文ママ）を議事録に残すためです」と説明。「いくら資料があっても発言にならなければ残りませんから」と説明していた。