「見ててしんどいものがあります」
山尾氏は「台湾問題だけは縛られろというのかもしれない」と思慮しつつも、「それこそ中国に忖度して国会議論の自主規制を呼びかけるようなもの」と指摘。「中国が怒れば日本が止まる、こんな成功体験をアシストしないでほしい」と苦言を呈した。
さらに、山尾氏は「そもそも日本の国会議論のレッドラインを中国に設定される筋合いは全くない。なのに日本の議員がそのレッドラインがあるかのように反応して、ラインを上書きして、日本の国会議論や政策選択の余地を狭めていくのは、見ててしんどいものがあります」と、辻元議員の反応が本当に日本のためになっているかについても疑問視した。
山尾氏は「むしろ今やってほしいのは脱中国依存の供給網構築であり、市場の分散であり、威圧に屈さずデリスキングに成功した例えば豪との連携であり、在中邦人の安全に対する真剣な警戒。政策を狭めるのでなく、広げてほしいんですよね」とつづっていた。
また、山尾氏は次のポストで「批判のための資料提供にとどめて笛を吹く感じには手練れ感」と批判もつづっていた。
大臣には「紙を読むな」事務方には「紙を差し入れるな」。閣僚に自分の言葉で語らせる国会議論を追求してきた立憲民主が、こと中国問題になると党をあげて「紙を読め」とな!
— 山尾志桜里 (@ShioriYamao) December 13, 2025
総理は官僚作文に縛られろというなら、官僚に質問したらいい。毎回同じ答弁がもらえること間違いなし。… https://t.co/dSLy0zWRJ4