「間違いなく中国を刺激する」萩生田光一氏の台湾訪問 さらに自民党議員30人が続いて訪台、そのねらい

「もし日本の議員らの動きが許容されると」

   MCの谷原章介さんは「ただ緊張感が漂うなかで党の重要なポストの方が『個人として行っている』と言っても中国はそうは見ないですね」と聞くと、峯村さんは「もし日本の議員らの動きが許容されると、他国も台湾との関係を強化し始める『ドミノ効果』を中国は警戒している。中国は日本と台湾を分断して台湾を併合したいので、萩生田さんの動きを鬱陶しくみている」と話した。

   12月下旬から26年1月上旬までの間に、河野太郎元外相や長島昭久元首相補佐官ら自民党議員約30人が台湾訪問を予定している。峯村さんは「間違いなく中国を刺激するが、それ以上に台湾との連携が重要だという高市政権の姿勢の表れ。政府が動きにくいなかで影響力のある議員が動いた」と分析した。ジャーナリストの岩田明子さんは「中国が海外で行っている日本批判に対し、日本と台湾との関係性をよい形で世界にアピールする狙いがある」と話した。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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