立憲民主党の小沢一郎衆院議員が、高市早苗首相が衆院の解散意向を示していることをめぐり、批判を続けている。
「国民のためではない高市総理個人のための総選挙」
高市首相は、23日の通常国会冒頭で衆院解散に踏み切る意向を示している。23日の解散となれば、2月上旬にも衆議院選挙が行われる見通しだ。
小沢氏は2026年1月14日、共同通信による「衆院解散なら11年ぶり暫定予算 社会保障費など、年度内成立困難」との記事を引用し、自民党の姿勢に疑問を呈した。
「『自民党の議席増が第一』の政治と 『国民の生活が第一』の政治の闘いになる。どちらを選びますか?」
15日には、日経電子版の「多すぎる国政選挙、1年4カ月で3回目 政策停滞の原因に」との記事を引用し「とにかく有権者に考える時間を与えない」と解散のあり方を批判した。
解散に伴う総選挙について、「ボロが出る前に一気にやっちゃえ。今なら楽勝できる。公約? 議論? 雪国? 受験生? 自治体の混乱? 知ったことか。勝てればいい。また、やりたい放題やるために...。国民のためではない高市総理個人のための総選挙」と皮肉混じりにつづり、「それでもまだ自民党を支持しますか? 刮目を」とした。
「だからこそ一度、自民党政権に終止符を打つ必要がある」
続く投稿では、朝日新聞による「避けられぬ政治空白、大義なき解散 衆院議員は任期3分の1も満たず」との記事を引用。
「自民党は利権以外、仕事もせず、行き詰まると表紙を替えて総選挙」とし、「選挙ばかりで議論は進まず。今回も任期の3分の1もやっていない。政権にいたいだけ。選挙に811億円。国民がいかに物価高で苦しみ、人口減少を不安に思っているか分からない」と怒りをあらわにした。
「だからこそ一度、自民党政権に終止符を打つ必要がある」と訴えた。
「国民のこと考えずに新党結成とかおかしなこと企んでるくせに」
衆院解散をめぐる猛批判を続けている小沢氏だが、SNSでは「いや、自分たちも国民のこと考えずに新党結成とかおかしなこと企んでるくせに」「有権者や支持母体に考える時間を与えない為に さっさと合併だか合流をするわけですね」など、厳しい声が寄せられている。
立憲民主党内では、来たる衆院選を見据えての公明党との連携を含む新党構想が急浮上しており、野党再編の行方に注目が集まっている。立憲の野田佳彦代表と公明党の斉藤鉄夫代表はいずれもかつて「新進党」に所属していた経緯があり、当時の新進党のキーパーソンの一人が小沢氏だった。
こうした背景から、SNS上では立憲・公明の連立について「ネオ新進党」との指摘も出ているが、小沢氏自身は連立構想について具体的な言及を行ってはいない。解散をめぐる批判を前面に打ち出す一方で、新党構想については沈黙を保っている格好だ。
野田氏は両院議員総会で、公明党との関係について「10月に高市政権ができた頃、むしろ総裁選挙やっている最中ぐらいから、公明党とは水面化で協議を進めさせてきていただきました」と説明。
「右に曲がっていく、勇ましいことばっかり言う政治に対抗して、国民生活に根ざしたことをしっかりと訴えていく中道勢力の結集というのは、まさに今日本にとっては大事だ」などと訴えた。
さらに、「先ほど斎藤(公明党代表の斉藤鉄夫氏)代表から、いわゆる新党を含む統一名簿でやっていきたいというお申し出がありました」としている。
自民党は利権以外、仕事もせず、行き詰まると表紙を替えて総選挙。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) January 15, 2026
選挙ばかりで議論は進まず。今回も任期の3分の1もやっていない。政権にいたいだけ。
選挙に811億円。国民がいかに物価高で苦しみ、人口減少を不安に思っているか分からない。
だからこそ一度、自民党政権に終止符を打つ必要がある。 https://t.co/LqRpEtxnzy