プロ野球楽天の元監督で野球解説者の田尾安志氏(72)が、2026年1月18日にユーチューブを更新し、今オフの巨人の戦力補強について「阪神と勝負ができる」との見解を示した。
「ドラフトでは即戦力を期待する選手がズラッと」
リーグ連覇を目指したチームは、25年シーズン、リーグ3位に終わった。クライマックスシリーズ(CS)は、ファーストステージで敗退し、日本シリーズ進出を逃した。
阿部慎之助監督(46)3年目となる26年は、リーグ優勝、日本一へ向けての巻き返しのシーズンとなる。大きな目標に向け、今オフは積極的に戦力補強を行ってきた。
新外国人選手を4人獲得。フリーエージェント(FA)では、松本剛外野手(元日本ハム、32)、則本昂大投手(元楽天、35)を獲得した。巨人が、同年にFA選手を2人獲得したのは、20年オフ以来5年ぶりで、今シーズンにかける「本気度」がうかがえる。
今オフの戦力補強について田尾氏は「巨人は今年にかけているなと感じました」とし、昨秋に行われたドラフトに言及した。
「支配下登録で6人、育成で5人。トータルで11人を取ったが、これは即戦力を期待する選手が、ズラッときている。高卒は11人のうち2人だけ。育成でも、ほとんどが大学出身や社会人。今シーズンは、ひとりでも多く1軍の戦力になってもらいたい。そういう気持ちの表れが、このドラフトにも出ていると思いました」
楽天の元監督である田尾氏は、楽天からFAで巨人に移籍した則本を「計算のできる」投手として評価し、先発での起用を予想した。則本はプロデビュー以来、先発として起用されていたが、24年、25年の2年間は、リリーフとして起用された。
「則本が取れたというのは大きな収穫」
田尾氏は、「ここまで見てみると、ピッチャー陣はかなり補強ができた。ピッチャーの補強が1番難しいが、そのピッチャー補強が、思ったよりもうまくいっている。則本が取れたというのは、大きな収穫だと思います」と指摘し、開幕戦のスタメンを、以下のように独自予想した。
1番・松本剛(センター)、2番・泉口友汰(ショート)、3番・丸佳浩(レフト)、4番トレイ・キャベッジ(ライト)、5番・坂本勇人(サード)、6番・岸田行倫(キャッチャー)、7番ボビー・ダルベック(ファースト)、8番・中山礼都(セカンド)、9番・投手。
田尾氏は今オフの補強について、「先発投手陣がかなり分厚くなった。ここがジャイアンツの1番の強みになっていくかもしれない」とし、こう総括した。
「最初のころのストーブリーグのジャイアンツを見ていた時、『2026年は厳しいぞ』という気持ちだったが、補強を見ると、思っていた以上にいい補強ができている。そういう点では、十分にAクラスを狙えるし、阪神とも勝負ができる。これだけのメンバーがいれば、十分に戦っていけるのではないか」
25年は首位・阪神に15ゲームもの大差をつけられ3位に終わった。着々と戦力補強を行っている阿部巨人。26年はどのようなシーズンになるのか。大きな注目が集まる。
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