野田佳彦氏、自民圧勝は「高市総理への期待感だけの『推し活』」 分析に中道落選者が辛辣指摘「自らの戦略ミスを」

   中道改革連合の共同代表を辞任した野田佳彦氏が2026年2月16日にブログで、同党が大敗を喫したことは「痛恨の極み」とし、自身の責任は重いと振り返った。一方、自民党の圧勝については「高市総理への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまったように思います」とした。

   この分析に、中道で出馬し落選した岡田悟氏はXで、「自らの戦略ミスを省みる言葉はありませんか?」と指摘している。

  • 中道改革連合の共同代表を辞任した野田佳彦氏
    中道改革連合の共同代表を辞任した野田佳彦氏
  • 岡田悟氏のインスタグラム(@okada_desuga_nanika)より
    岡田悟氏のインスタグラム(@okada_desuga_nanika)より
  • 中道改革連合の共同代表を務めた野田佳彦氏、斉藤鉄夫氏
    中道改革連合の共同代表を務めた野田佳彦氏、斉藤鉄夫氏
  • 中道改革連合の共同代表を辞任した野田佳彦氏
  • 岡田悟氏のインスタグラム(@okada_desuga_nanika)より
  • 中道改革連合の共同代表を務めた野田佳彦氏、斉藤鉄夫氏

「大敗の責任は、すべて共同代表である私に」

   野田氏は「お詫び(水中の陣)」と題したブログ記事を公開した。

   野田氏は年明けの「抜き打ち解散」に「不意を突かれ」たこと、1月の解散は36年ぶりだったこと、解散から投開票日まで16日の短期決戦だったことを挙げ、「党名を浸透させ、論戦を通じて政策の違いを示す時間もありませんでした」とした。

   また、「異例中の異例の総選挙の投開票日」は全国的な大雪となったことに言及。「凍てつく寒さで足もとが悪い中でも、投票所に足を運び清き1票を投じていただいた皆様に心から感謝申し上げます」と感謝を述べた。

   結果、49議席と大敗を喫したことについて「長年仰ぎ見続けてきた先輩や苦楽を共にしてきたかけがえのない同志、将来有望な中堅・若手が議席に届かなかったことは、痛恨の極み」と、胸中を明かした。「この大敗の責任は、すべて共同代表である私にあり、その責任は極めて重大」とした。

「自らの戦略ミスを省みる言葉はありませんか?」

   一方で、戦後最高の議席占有率を獲得した自民党の圧勝について、次のように分析した。

「自民党にガチンコ勝負で負けたという実感はありません。高市総理への期待感だけの『推し活』のようなイメージ論に、選挙戦全体が支配されてしまったように思います。何とも言えない独特の『時代の空気』に、私たちの訴えが飲み込まれてしまいました」

   日本の社会は時々「空気」に支配されることがあるとし、「『ふわっとした空気』が『極論』に安易な解決を求める発想へと向かわないように注意しなければなりません」と訴えた。

   中道の方針について、「生活の安心と平和を守る『穏健な政治勢力』として、中道のかたまりを作るという方向性は決して間違っていなかったと思います」とし、「新しく選出された代表の下で、中道の『種火』を絶やすことなく、その熱を伝播していきたいと思います」と、決意表明した。

   岡田氏は16日にXで、このブログ記事を紹介した野田氏のX投稿を引用し、「自らの戦略ミスを省みる言葉はありませんか?」と、ツッコミを入れた。

   中道は13日に代表選が投開票され、小川淳也元幹事長が新代表に選出された。

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