いわゆる「シンカンセンスゴイカタイアイス」は、駅ホームの自動販売機で買うと柔らかめ──?
新幹線の車内販売で手に入り、スプーンが刺さらないほどの固さから前出の愛称で知られるようになったスジャータめいらくグループの人気商品「スジャータハイクオリティアイスクリーム」について、このような指摘が2026年2月にXで広く話題になっている。一体何が起きたのか。メーカーに背景を取材した。
「柔らかくて泣いた」「確かにスプーンは入るが...」
Xでは、車内販売と比べた自販機商品の柔らかさに「ウッキウキでシンカンセンスゴイカタイアイス買ったのに普通に柔らかくて泣いた」「ショックを受けた1人」「数分で結構とけてた」「スプーンが折れるかもしれないくらいの固さも含めて愛されていたのだと思う」といった声が出た。
ただ、中には「普通よりはだいぶ硬い」「確かにスプーンは入るが、すぐには食べられませんでした」「普通に食べたい口なんで、自販機や売店の方がありがたかったり」などの意見もみられる。
スジャータめいらくグループ広報室は27日にJ-CASTニュースの取材に応じ、話題になっていることについて「スジャータハイクオリティアイスクリームを旅の思い出の一つとしてお楽しみいただけて光栄です」と述べた。
そもそも同商品は開発当時から「原料・製法は現在もほぼ当時のまま」を守り続けているといい、下記のような特徴を説明した。
「濃厚でしっとりとした食感にするため、品質の高い生クリームを使用し、オーバーランと呼ばれる"アイスクリーム中の空気の含有量"を抑えてアイスの密度を高めていますので、一般的なアイスよりも溶けにくくなるといわれています」
車内販売は「通常よりも固い状態」、そのワケは
実際、車内販売は自販機と冷やし方がどう違うのか、開発当初から固さを売りにしていたのか尋ねると、
「販売いただいているJR東海リテイリングプラス様で、よりおいしい状態でお客様にご提供できるようにと、ドライアイスで徹底した温度管理をしていただいておりましたので、通常よりも固い状態でのご提供になっておりました。美味しさへのこだわりとJR東海リテイリングプラス様の品質をも守る姿勢もあり、結果的に『固く』なっております」
と説明した。現在、JR東海・西日本エリアでは「のぞみ」「ひかり」のグリーン車で、JR東日本エリアでは多くの列車で購入できるという。
一方、自販機商品の売れ行きは「導入当初は話題にもなり、売切れが続出しましたが、現在では落ち着きを見せているものの堅調な販売を維持しております」と明かした。設置台数は、東海道新幹線(東京~新大阪)販売当初は、のぞみの各停車駅に23台、その後はひかり・こだまの停車駅にも設置が進み、現在は東海道新幹線で29台の自販機を設置しているとのこと。
スジャータハイクオリティアイスクリームについて、同社は「車内販売同様、自販機でもそれぞれこだわりの味を楽しんでいただければうれしいです」ともコメントしている。