日米首脳会談で集まった記者団からの質問で、突如出てきた米トランプ大統領の「真珠湾攻撃」発言。2026年3月20日放送の「モーニングショー」(テレビ朝日系)はこの問題を取り上げ、コメンテーターの玉川徹氏は、トランプ大統領は自ら墓穴を掘っていると批判した。
勝手にやって支援を要請する「私たち日本人は非常に困惑している」
この質問をしたのはテレビ朝日政治部官邸キャップの千々岩森生記者だ。日本時間未明に行われた日米首脳会談の模様を伝える中で、記者団に囲まれた日米首脳を前に、トランプ大統領にイラン攻撃の際に同盟国である日本に事前に知らせてくれなかった理由を質問した。
「私たち日本人は非常に困惑している」
トランプ大統領はこれに答えるとき、日本の真珠湾攻撃を引き合いに出した。
「誰にも伝えたくなかったのは奇襲を仕掛けたいと思ったから。なぜ真珠湾攻撃のことを教えてくれなかった?そうだろう?」
千々岩記者は現地からの中継で、この時の様子を詳しく説明した。
「(日本に)知らせもしないで勝手にやって、それで今頃支援を要請するというのは何だという気持ちで質問をしました。(トランプ大統領は)私のことをひねくってやろうと思い、真珠湾攻撃のことを口にしたのだろうが、自ら墓穴を掘った感じだ。アメリカが戦後今まで非難してきたのが真珠湾攻撃です。はからずも自分がやっていることと似せて話したという意味で、いろんなことを思わせる」
「イラン攻撃は論理的に真珠湾攻撃と一緒になってしまう」
玉川さんは「真珠湾攻撃はアメリカでは卑劣な作戦、卑劣な奇襲という受け止め方がされている。だからああいうふうに聞かれたから、千々岩記者に対して『お前の国は卑劣なことをやった国じゃないか』と言いたかったのだと思う。(トランプ氏のこの発言は)結果的に今回のイラン攻撃は論理的に真珠湾攻撃と一緒になってしまう。トランプ自身が卑劣なことをやったという話になってしまう。そういう文脈も無視したうえで、目の前の千々岩記者を攻撃する。そういうところが見えた」と話した。
トランプ大統領はこのところ、墓穴を掘り続けているが。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)
President Trump welcomes the Prime Minister of Japan to the White House ???????????????? pic.twitter.com/YSisyAedxt
— Margo Martin (@MargoMartin47) March 19, 2026