プロ野球日本ハム、中日などでプレーした野球解説者の武田一浩氏(60)が、2025年3月21日にユーチューブを更新し、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表について独自分析し、次回大会までにやるべきことを提言した。「餅は餅屋で、リリーフにはリリーフの優れたところがある」日本代表は、東京ドームで行われた1次ラウンド・プールCを、4戦全勝で首位通過した。初戦の台湾戦で13-0のコールド勝利を収めると、第2戦目の韓国に8-6で勝利した。第3戦のオーストラリア戦は、6回まで得点できずに苦しんだものの、7回、8回にそれぞれ2点を入れ4-3で勝利した。最終戦となったチェコ戦は、9-0で快勝した。準々決勝は、米フロリダ州マイアミに舞台を移して行われ、日本はベネズエラに5-8で敗れた。大会2連覇を狙った日本は、WBC6度目の出場で、初めてベスト4進出を逃した。スポーツ紙の報道によると、日本代表の井端弘和監督(50)は、準々決勝敗退を受け、試合後、監督を退任する意向を示したという。06年に開催されたWBC第1回大会で、日本代表の投手コーチを務めた武田氏は、今大会の人選に関して「やはり中継ぎをいっぱい選ぶべきだった」とし、その理由について説明した。「先発は7、8人でいい。あとは全員リリーフで、本当に専門家みたいなリリーフを選んだ方がいいと思った。(WBC)1回目(大会)の時に、(代表投手コーチの)鹿取(義隆)さんと、(代表監督の)王(貞治)さんと相談した時に、リリーフはリリーフで専門的な。イニングの途中で先発ピッチャーを投げさせないというのは決めていた。そういうスタイルで行かないと、本当に餅は餅屋で、リリーフにはリリーフの優れたところがあるから。そこが今年の日本代表の弱点だった」武田氏がコーチを務めた06年大会は、日本が決勝でキューバを10-6で下し、「世界一」の座に就いた。自身の経験から、日本が再び世界の頂点に立つために必要なものを挙げた。次回の第7回大会は、29年か30年の開催に向けて調整している。「日本が今からやらないといけないことはボールを変えること」「今大会で分かったことは、野球は場所によってルールが違ったりするので、ピッチクロック(投手が打者に投球するまでに使える時間を制限する仕組み)は全世界でやろうとか、ボールは全部一緒にしようとか。そういう風にしていかないと、日本が馴染むまでに時間がかかる。特に初めての選手はそうだし、普段握っているボールが違うから。それも全部変えればいいと思う」そして、こう続けた。「次の大会のために、日本が今からやらないといけないことは、ボールを変えることと、ピッチクロックを入れること。ここはちゃんとやっていかないと、3年後にはメジャーの選手はもっと慣れて、たぶんその差がもっと出てくると思う。NPB(日本野球機構)の人は、ちゃんと考えないと。ボールは世界統一でやれば、ボールが滑るだ、なんだ、もなくなる」WBC決勝は18日に米フロリダ州マイアミで行われ、ベネズエラが米国を3-2で破り、大会初優勝を飾った。
記事に戻る