テレビ朝日系の番組「報道ステーション」は2026年4月13日、京都府南丹市内で行方不明になった男児に対する警察の捜索活動を取り上げたが、報道ヘリからの空撮映像に遺体らしきものが映っていたと、X上で指摘され、波紋が広がっている。
映像では、雑木林の中を空撮し、集まった捜査員のそばで、男児の衣服の一部のようなものが見える様子が出ていた。テレ朝の広報部は14日、取材に対し、遺体らしきものと知って放送したのかは明らかにしなかったが、「映像の使用についてはその都度適切に判断しております」と説明した。
木々の間を探るように焦点を合わせると...
「事態が大きく動きました」。報ステの大越健介キャスター(64)は、番組の冒頭でこう告げ、行方不明になった安達結希さん(11)についての特集を始めた。
4月13日夕は、南丹市内の雑木林で子どもと見られる仰向けに倒れた遺体を発見したと速報された。番組では、その状況に触れ、遺体を乗せたとみられる捜査車両で後部座席にブルーシートが張られている様子などの映像を流した。
遺体は、濃紺のフリースとベージュのズボンという、安達さんが行方不明になったときの服装とよく似ていたとも紹介した。そして、放送開始から4分後には、ヘリからの空撮映像を流した。
木々の間からは、捜索用のライトがいくつか見える。続いて、遺体用ともみられるブルーシートが1枚置かれ、周辺には、多数の捜査員がいる姿が映された。
「今日で3週間、警察はこれまで延べ1000人を投入して捜索を続けてきました」
こう紹介される中で、空撮は木々の間を探るように焦点を合わせる。すると、ベージュのズボンを履いて足を曲げたようなものが映し出された。濃紺のフリースの上半身のようなものも見え、一見して人らしき姿だ。
その後は、映像が切り替わり、12日は、安達さんのものとみられる黒い靴も見つかったと、同様に空撮した映像が流された。映像では、捜査員が手袋をして靴を持ち上げる様子が映っていた。