米軍イラン再攻撃の可能性は? むしろ「海上封鎖を長期的にやる覚悟」と専門家

   米中央軍は交渉の行き詰まりを打開するためにイランに対して短期間かつ強力な攻撃を準備しているという米報道を2026年5月3日放送の「日曜スクープ」(BS朝日)が紹介した。トランプ大統領は「やりたくないが選択肢の一つ」と話しているが、その真意はわからない。

  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
    ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
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    ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)
  • ドナルド・トランプ大統領(ホワイトハウス公式サイトより)

攻撃シナリオは、政府側が意図的にメディアにリークした情報の可能性

   報道された米国のシナリオは、(1)インフラ施設への攻撃。シナリオ(2)はホルムズ海峡の一部を占拠し、商業航路を再開させる。地上部隊の投入も含まれる可能性がある。シナリオ(3)が備蓄されたイランの高濃縮ウランを確保するための特殊部隊による作戦がある、とする。

   この短期的攻撃の可能性について、アメリカの外交・安全保障政策に詳しい明海大教授の小谷哲男さんは「大統領が軍から新たな攻撃計画を受けたということは、当然軍事攻撃を検討していることだと思う。一方でこのシナリオは(米ネットメディアの)アクシオスが報じている内容だ。アクシオスは二つの役割を果たしていて、一つは本当の意味でのスクープを流す場合と、もう一つは意図的に政権が流す情報を報じるということがある。おそらくこれは意図的に政府側がリークした情報だと思う。つまり、こういう攻撃の再開を検討しているということをあえてメディアに流すことで、イランに対する圧力を強化しようとしている段階だ。私の知る限り、トランプ大統領は新たな攻撃をすることに非常に慎重だと認識しており、一連の報道はどちらかといえば圧力の強化という意味合いが強い。少なくとも米中首脳会談の前に軍事攻撃を再開することは可能性として低いと思う」と解説した。

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