岩手県大槌町では、ようやくおさまったと思ったら新たな山火事が発生した。消火活動を阻む「原因」を2026年5月7日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)がとりあげた。大規模山火事発生から約2週間。この2日に延焼の怖れがなくなったとして鎮圧が宣言されたが、6日には前回とは違う場所から出火した。地上消火はクマが近くにいるので困難今回火の手があがったのは役場の近くの場所だ。地元消防によると、延焼拡大の怖れはなくなったとされるが新たな問題が発覚。それは、クマの存在だ。前回の山火事の現場を熱源調査してわかった。消火の必要がある熱源3カ所に少なくとも3頭のクマの存在がわかったという。「地上消火はクマが近くにいるので困難だ」という岩手県防災航空隊隊長のコメントが消火活動に与える深刻さを表している。火災により、クマの生息域でエサが足りなくなるコメンテーターの玉川徹さんは「消防の方にとっては前門のクマ、後門の山火事ですからね。前回の山火事でも水が届かない部分に関しては人が鍬なんかを使って消していたじゃないですか。それが(クマがいたら)やりにくいですよ、次にこういうこと(山火事)が起きたら。これは大槌町の8%ぐらいの焼失面積で、ということは1割近くがなくなったということで、クマの生息域でその分エサが足りなくなる。となると、これから別の影響も出てくる可能性もある。火事が広がって山がどんどん焼失するとエサがなくなるわけだから、ただでさえクマが出やすいところに」と今後の影響を危惧する。(ジャーナリスト 佐藤太郎)
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