新潟の北越高校ソフトテニス部の生徒が乗ったマイクロバスが、磐越道でガードレールなどに衝突して生徒1人が死亡、20人が重軽傷を負ったという事故で、運転していたのはプロの運転手ではなく、バス運行会社の営業担当者の知人の知人で、無職の68歳だった。「安いものを探してよ」と頼まれてレンタカーにたどり着いた「THETIME,」(TBS系)の司会・安住紳一郎アナが、2026年5月7日放送の「関心度ランキング」コーナーで「このマイクロバスなんですけども、安く上げたいという要望が先生の側からあり、バス会社がレンタカーを借りて、知り合いに運転を頼んで運行していました」と無責任な運行だったことを伝えた。バス運行会社「蒲原鉄道」の茂野一弘社長は、「今回は貸し切りバスを使わずに、レンタカーを使って送迎したいというお話をいただいた」と説明。その営業担当者は「先生との話し合いの中で、『安いものを探してよ』と。それがレンタカーにたどり着いた」と話した。校長は「いつもの形だというふうに聞いております」ただ、自社のバスでなく、レンタカーでとなると運転手がいない。茂野社長は「営業の担当者が『こういうバスを運転できる人間はいないか』と相談した知り合いの人からの紹介だと聞いています」という。知り合いの知り合いということで、営業担当者は会ったことはなかった。紹介されたのは68歳の無職の男性で、ドライバー歴も持病の有無も「まったくこちらは把握しておりません」(茂野社長)とずさんだった。北越高校の灰野正宏校長は「部活の顧問が業者に頼んで借り上げたということで、私どもは、そこはよくわかりませんが、借り上げバス(レンタカー)で行くことについては、いつもの形だというふうに聞いております」と話していた。(シニアエディター 関口一喜)
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