東京都議会議員の佐藤沙織里(さとう・さおり)氏が2026年5月6日、東京・小笠原諸島の「視察」動画が波紋を広げたことにXで反論した。佐藤氏は独身で、動画に登場した幼児は秘書の子ども。幼児は私費で同行したといい、佐藤氏は「それだけで公務性が失われるわけではありません。むしろ柔軟な働き方は、働く女性の活躍を推進します」と主張している。「視察は政策判断や行政監視に必要な公務です」佐藤氏はYouTube上で4月22日から複数回にわたり、「都議会視察」として5泊6日で小笠原諸島を訪れた際の様子を公開していた。動画では、東京都が女性の活躍推進条例を掲げているとしたうえ、自身のひとり会派「やちよの会」について「今日みたいな視察の日も、もちろん子どもオッケーですので子どもジャンジャン着いてきてます」と説明する場面も。撮影者のほか4歳児が同行し、佐藤氏が移動中に抱いたり食事をともにしたりといった姿もみられた。幼児を連れたシーンはXでも拡散され、「公務視察と言いつつ幼児との旅行のような内容」「出張に子連れ、YouTube用の撮影はありえないでしょ、、、」「どこまで税金使ってる?」「仕事はちゃんとしてるし、子連れで行くのも今の世の中普通では?」「『家族旅行』『私的利用』と決めつけるのはフェアじゃない」などとさまざまに議論を呼んだ。反響を受けて佐藤氏は5月6日、「視察は政策判断や行政監視に必要な公務です。小笠原諸島は国や都の重要政策が集中する地域であり(離島医療、防衛、ごみ処分場、観光施策、環境保全、島しょ振興、、、)これらを現地を見ずに議論する方が無責任です」と説明した。一方で小笠原諸島までは片道24時間以上かかり、船の都合で滞在日数も長くなるといい、「『5泊6日』という数字だけを切り取るのは、地理条件を無視した印象操作です」と訴えた。動画撮影は「議員活動を可視化し、都民に公開するため」とした。下記のようにも反論している。「『幼児が同行した』という点についても、それだけで公務性が失われるわけではありません。むしろ柔軟な働き方は、働く女性の活躍を推進します。感情的な印象操作ではなく、事実ベースで議論すべきだと思います。むしろ問題にすべきなのは、視察していないのに報告書だけ提出する議員 発信も説明もせず税金の使途が見えない政治 都民が活動内容を検証できない状態ではないでしょうか」「幼児には船代や宿泊費がかかりませんがそれ以外も私費です」続く投稿では、幼児が同行した背景を、「実家に住んでいる訳でもなく幼児を預ける先がないからです 仮に施設に預けるとしても多額の費用がかかります 慣れない環境で精神的ストレスもかかります 働く女性が子連れで職場に行くだけで批判される社会は間違っていると思います 幼児には船代や宿泊費がかかりませんがそれ以外も私費です」とも明かした。幼児の母は秘書だと改めて説明し、「批判は私が受け付けます 子供を育てながら働く秘書を私は誇らしく思いますし、受け入れる環境をつくり続けたいという考えです」と考えを示している。佐藤氏は7日にも「年始の北欧視察も 寄付金を騙し取って行った クラファンのお金で行った 税金で行った など、悪質なデマを流され続けています 何度でも言いますが『100%私費』です」と振り返り、「事実を歪めて『公金や寄付金を使って遊んでいることにしたい人達』がいるのも事実です」と指摘した。
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