トランプ大統領がUFOファイルの映像や文書公表 「エプスタイン事件」や「イラン戦争」から目をそらすため?

   米国防総省がこれまで非公開だった未確認飛行物体「UFO」などの画像や書面を公表した。2026年5月11日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)は、公表の背景に米トランプ政権の目くらましが隠されている点に焦点をあてた。公開されたのは政府が保有するUAP(未確認異常現象)に関する写真や動画、文書など161点。その中にはアポロ12号の月面着陸の際の写真や日本近くで撮影されたものもある。

  • トランプ大統領(画像はホワイトハウス公式サイトより)
    トランプ大統領(画像はホワイトハウス公式サイトより)
  • ホワイトハウス公式インスタグラム(@whitehouse)より
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「政権の透明性を高める取り組み」と強調

   トランプ大統領はSNSで「過去の政権はこの問題に関して透明性を欠いていたがこれらの新たな文書や映像を通じて、国民は一体何が起きているのかを判断することができる。どうぞ楽しんで!」と、政権の透明性を高める取り組みだと強調した。

   一方、「UFOファイルなんて正直どうでもいい。小児性愛者を野放しにし、キラキラしたものを見てろというプロパガンダにはもううんざり」(テイラー・グリーン元共和党下院議員)など、UFO資料の公開はエプスタイン事件から目をそらそうとする意図があると批判が出ている。

目くらましが効いていない

   トランプ大統領と親交があった富豪エプスタイン氏による少女への性的虐待事件については、新たな事実が判明。エプスタイン氏が自殺未遂を起こした際に書いたとみられる遺書を米連邦地裁が公開、さらにラトニック商務長官がエプスタイン氏との関係について下院監視委員会で証言した。証言後、民主党からは「言い逃ればかり」と辞任を求める声が出ている。

   コメンテーターで戦略コンサルタントの田中道昭さんは「UFOファイルについてはエプスタイン事件だけでなく、イラン戦争が膠着状態にあり、そこからガソリン価格が高騰していることから目をそらそうとしているが、皮肉なのはそのめくらましが全くきいていないというのが現状のようだ。エプスタイン事件について国民にはボディーブロー的に怒りがたまっていて、中間選挙への影響力として大きなものになっていくのではないか」と話す。

   宇宙よりもトランプ大統領の頭の中に「未確認異常現象」が渦巻いているのではないか。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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