不老不死は無理だが、健康寿命を延ばせる可能性はある
これを聞いたコメンテーターの玉川徹さんは「何千年も前から、抗老化というか、不老不死を求めてきた。中国の皇帝とか求めていたものを、今はジェフ・ベゾス(アマゾンの創業者で抗老化研究に約4731億円を共同出資して支援)とかが求めているわけですよ。やっと科学でいろんなことがわかってきた。これまでは老化は避けられないのだと(言われてきた)、生まれた以上は避けられなくて、場合によってはそれが(体内に)プログラムされていると。体は何とか老化しないように頑張っている。ところがその頑張りが足りなくなっていくことが老化というふうに受け取れる。働きかけをすれば(老化に)逆らうことができるかもしれないということですよね」と、今井さんに念を押した。
今井さんは「抗うことはできるが、不老不死になるかは現代の科学ではまだ無理。でも、臓器間コミュニケーションを高めてNADを維持する研究が進み、健康寿命を延ばせる可能性はある。死ぬ直前まで健康を保って人生を楽しみ、社会に貢献しながら年を重ねる『ピンピンコロリ』を実現できる時代が近づきつつある」と結んだ。それが実現するのは、いつ頃なのか。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)