老化をコントロールできるのか? ニンニク抽出液に注目...「モーニングショー」で研究の第一人者が最新情報を説明

   老化は避けられるのか?2026年5月14日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)に抗老化研究の第一人者、米ワシントン大学医学部卓越教授の今井眞一郎さんが出演、老化を遅らせるカギを説明した。

  • 細胞内物質「NAD」の維持が抗老化のカギとなる(画像はイメージ)
    細胞内物質「NAD」の維持が抗老化のカギとなる(画像はイメージ)
  • 最新研究でニンニク抽出液の成分に注目が集まる(画像はイメージ)
    最新研究でニンニク抽出液の成分に注目が集まる(画像はイメージ)
  • 細胞内物質「NAD」の維持が抗老化のカギとなる(画像はイメージ)
  • 最新研究でニンニク抽出液の成分に注目が集まる(画像はイメージ)

脳と臓器のコミュニケーションを管理して老化をコントロールする

   老化は加齢に伴い、肉体、臓器、脳などの機能が低下することによって起きる。今井さんによると、老化の引き金はすべての細胞内に存在し、生命の維持に欠かせないNADと呼ばれる物質で、これが年齢とともに減少するという。このNADを体内で減らさないようにすることが、老化を遅らせるカギだという。そして、「これまで研究者の間でNADを減らさない方法が盛んに研究されてきたが、今回の研究で新たなNADを増やす方法が見つかった」と話した。

   今井さんは最新研究として、ニンニク抽出液の熟成部分や脂肪の重要性、脳と臓器のコミュニケーションを管理、老化をコントロールできる可能性などを指摘する。

不老不死は無理だが、健康寿命を延ばせる可能性はある

   これを聞いたコメンテーターの玉川徹さんは「何千年も前から、抗老化というか、不老不死を求めてきた。中国の皇帝とか求めていたものを、今はジェフ・ベゾス(アマゾンの創業者で抗老化研究に約4731億円を共同出資して支援)とかが求めているわけですよ。やっと科学でいろんなことがわかってきた。これまでは老化は避けられないのだと(言われてきた)、生まれた以上は避けられなくて、場合によってはそれが(体内に)プログラムされていると。体は何とか老化しないように頑張っている。ところがその頑張りが足りなくなっていくことが老化というふうに受け取れる。働きかけをすれば(老化に)逆らうことができるかもしれないということですよね」と、今井さんに念を押した。

   今井さんは「抗うことはできるが、不老不死になるかは現代の科学ではまだ無理。でも、臓器間コミュニケーションを高めてNADを維持する研究が進み、健康寿命を延ばせる可能性はある。死ぬ直前まで健康を保って人生を楽しみ、社会に貢献しながら年を重ねる『ピンピンコロリ』を実現できる時代が近づきつつある」と結んだ。それが実現するのは、いつ頃なのか。

(ジャーナリスト 佐藤太郎)

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