プロボクシングのWBC世界フェザー級王者ブルース・キャリントン(米国、29)が、スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋、33)に「挑戦状」をたたきつけた。英ボクシング専門メディア「ボクシングニュース」(ウェブ版)が、2026年5月14日に報じた。
「僕は準備できている」
キャリントンは、井上の1階級上の王者で、プロ戦績は17戦全勝(10KO)だ。アマチュアで300戦近いキャリアを誇り、21年10月にプロデビューを果たした。
25年7月にWBC世界フェザー級暫定王座決定戦を制し、26年1月に行われたWBC同級王座決定戦で、カルロス・カストロ(米国、32)を9回TKOで下して王座を獲得した。
一方の井上は、2日に東京ドームでスーパーバンタム級4団体王座の防衛戦を行い、挑戦者・中谷潤人(M・T、28)を3-0の判定で下し、王座防衛に成功した。
記事によると、井上対中谷戦を自宅で観戦したというキャリントンは、「井上を倒せるのは俺だ」との確信を強め、こう語ったという。
「俺は準備できている。井上は相変わらず素晴らしいファイターだが、自分に彼を倒すだけの力があることは分かっている。中谷も決して弱い相手ではない。良い試合になると思っていた。井上は勝つためにやるべきことをやったんだ」
「井上とリングを共有するのが待ちきれない」
キャリントンは、7月4日に米オハイオ州で王座防衛戦を行う予定で、レネ・パラシオス(メキシコ、25)の挑戦を受ける。王座防衛に成功すれば、いつでも井上との対戦を受けるとの意思を示したという。
キャリントンは「100%だ。今この瞬間も、今日でも、明日でも、いつでも準備はできている。井上とリングを共有するのが待ちきれない。花火のような試合になるだろう」と意気込んだという。
井上の次戦は未定だが、スーパーフライ級3団体(WBA、WBC、WBO)統一王者ジェシー・ロドリゲス(米国、26)が対戦候補に挙がっている。
フェザー級転向に関しては慎重な姿勢で、現時点で具体的なプランは示していない。井上のプロ通算成績は33戦全勝(27KO)。