磐越道バス事故、運転手の免許証をなぜ取り上げなかったのか? 2か月で6、7回も事故あったのに

警察は「できるだけのことはするが、完全には止めることはできない」

   若山容疑者が事故車を持ち込んだ修理業者は、警察に「もう乗らないほうがいい。どうにか止められないか」といったが、警察は「できるだけのことはするが、完全には止めることはできない」という説明だったと話している。

   熊谷氏は「死亡事故だとか、危険な、明らかに免許取り消しになるような事故を起こした場合、(警察の)所属長権限で即座に免許停止とすることができるんですけど、なかなか現実には難しい」と話す。

   重大事故でも停止判断は難しいのに、接触のような物損事故の繰り返しでは点数も減らず、直ちに免許取り上げは難しいということなのだろう。

   司会の石井亮次アナは「頻繁に事故を起こす人に免許をいったん止めるっていうのをスムーズにできるような制度を今回の事故を契機に考えたほうがいいですね」と話した。

   小さな物損事故の繰り返しが重大事故の予兆かもしれない。今回がまさにそうだった。

(シニアエディター 関口一喜)

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