立憲民主党・小西洋之参院議員が2026年5月13日の参院本会議で、自民党総裁選などで高市早苗首相の陣営が対立候補を中傷する動画を作成したとする「週刊文春」の報道について質問する一幕があった。その後、小西氏はXを更新し、「質疑の後も高市総理はずっと不機嫌でした」などと明かした。小西氏「『ごはん論法』の答弁を繰り返しています」週刊文春は4月29日付の記事で、25年秋の自民党総裁選期間中に、小泉進次郎衆院議員や林芳正衆院議員を中傷する動画がSNS上に投稿され、こうした動画を高市陣営が作成していたと報じた。一方で、高市氏側は関与を否定しているとも記している。高市氏は、立憲民主党・小島とも子参院議員や同党・森裕子参院議員の質問に対し、高市陣営は一切関与していないと説明している。こうした中、小西氏が13日の参院本会議で、高市氏の答弁について「あからさまな『ごはん論法』の答弁を繰り返しています」と指摘。その後、公設第一秘書の木下剛志氏が第三者に中傷動画の作成と発信を依頼したかどうかが問われていると述べた。この点について、高市氏は森氏の質問に対し、「私自身も、そして地元の秘書も面識ない方でございます」と説明していた。だが、小西氏は「秘書を信じるのは結構ですが、秘書と一緒に国会や国民に対して『ごはん論法』の説明をすることは許されません」と批判。その後、報道内容に関する高市氏の関与の有無と、週刊文春の報道が事実だった場合は首相としてどのように責任を取るのか、と尋ねた。高市氏は改めて関与を否定高市氏は「私自身が関わっているということは一切ありません」と否定。そして、次のように説明した。「高市事務所および高市陣営においては、昨年の自由民主党総裁選や本年の衆議院選挙において、高市事務所が運営するアカウント以外のアカウントでの発信は行っておらず、他の候補者に関するネガティブな情報を発信する、あるいはそのような動画を作成して発信するといったことも一切行っていないと報告を受けています」記事が事実だった場合の責任の取り方については、「本件については以上に申し上げた通りでございまして、仮定のご質問にお答えすることは差し控えさせて頂きます」とした。参院本会議の後、小西氏はXを更新し、「質疑の後も高市総理はずっと不機嫌でした」と明かした上で、「本日もあからさまなご飯論法と答弁拒否のみでしたが、総理は却って追い詰められていると思います。守りに弱い、とも感じました」とつづった。別の投稿では、「『ごはん論法の説明は許されない』とご飯論法である根拠を指摘して質問したのに、そのごはん論法を三度繰り返すのは疑惑が真実であることの自白ではないかと思います」とも見解を示している。
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