牛丼チェーンとして知られる松屋で2026年5月、写真共有アプリ「BeReal」を通じて、社内情報がSNS上に流出するトラブルがあったことが分かった。
松屋を手がける松屋フーズホールディングス(HD、東京都武蔵野市)が取材に明かし、重く受け止めるとしたうえ、撮影・投稿した従業員について「社内規定に則り、事実関係を精査した上で厳正な処分を下す方針」と説明している。
私用スマホで「店舗内のパソコン画面」撮影・投稿
BeReal はランダムに届く通知に合わせてスマホの前後カメラで同時に写真撮影、投稿できるアプリで、リアルな瞬間を捉えられるとしてZ世代を中心に支持されている。一方で最近は、西日本シティ銀行やミスタードーナツなど、企業の事業所内で撮影されたとみられる画像や動画が拡散されるケースが相次ぎ、問題視されている。
松屋に関しては5月中旬、店舗内のバックヤードでBeRealを使ったとみられる画像が、Xで拡散されて波紋を広げた。パソコン画面を写したもので、売上高や入客数といった情報がまとめて表示されている様子だった。
発生経緯について、松屋フーズHDの広報担当は14日にJ-CASTニュースの取材に応じ、「当該画像は、本年5月11日に、弊社店舗に勤務するアルバイト従業員が、勤務時間中に私用スマートフォンアプリ『BeReal』を使用し、店舗内のパソコン画面を撮影・投稿したものであることを確認いたしました」と説明した。事案が起きた店舗の場所については回答しなかったが、拡散された画像には位置情報として「堺市,東区」とある。
また、今回の事案に対して下記のように「重く受け止めて」いるとしている。
「弊社では就業規則および雇用契約において、社内情報の外部漏洩を厳格に禁じております。こうした社内規定に抵触する行為が行われたことは、企業として極めて遺憾であり、重く受け止めております」