2026年5月中旬、とんこつラーメンの全国チェーン「一蘭」(本社・福岡市)のブランドを装う店舗が中国・北京にオープンしたとして、「堂々とやり過ぎ」「酷すぎる」などの批判がSNS上で相次いでいる。
同社広報部は5月15日、「弊社側でも把握しており、現在法務部にて対応を進めております」と取材に説明した。
一蘭のロゴに酷似したデザイン
SNS上で拡散したのは、中国のフードデリバリー大手「美団(メイトゥアン)」が運営するアプリ「ワイマイ」で扱われているとみられる、とんこつラーメン店のメニュー画面をスクリーンショットしたものだった。
この画像を確認した限りでは、実際の一蘭のロゴに酷似したデザインを使用し、その店名にも「一蘭」の文字が含まれている。さらに提供する料理名も「一蘭豚骨拉面」などと表記している。そして、中国・北京市内の住所が店舗の場所だとしている。
だが、一蘭の公式サイトによれば、海外に出店しているのは計9店舗。アメリカ・ニューヨークに3店舗、香港に3店舗、台湾に3店舗となっている。つまり、北京には出店していない。
「パクリの一蘭」が北京にオープンしたとして、中国語のユーザーがXに投稿すると、その内容が日本でも拡散。「堂々とやり過ぎ」「酷すぎる」「これは丸ぱくり」などと批判する声が相次いだ。