2026年5月中旬、とんこつラーメンの全国チェーン「一蘭」(本社・福岡市)のブランドを装う店舗が中国・北京にオープンしたとして、「堂々とやり過ぎ」「酷すぎる」などの批判がSNS上で相次いでいる。同社広報部は5月15日、「弊社側でも把握しており、現在法務部にて対応を進めております」と取材に説明した。一蘭のロゴに酷似したデザインSNS上で拡散したのは、中国のフードデリバリー大手「美団(メイトゥアン)」が運営するアプリ「ワイマイ」で扱われているとみられる、とんこつラーメン店のメニュー画面をスクリーンショットしたものだった。この画像を確認した限りでは、実際の一蘭のロゴに酷似したデザインを使用し、その店名にも「一蘭」の文字が含まれている。さらに提供する料理名も「一蘭豚骨拉面」などと表記している。そして、中国・北京市内の住所が店舗の場所だとしている。だが、一蘭の公式サイトによれば、海外に出店しているのは計9店舗。アメリカ・ニューヨークに3店舗、香港に3店舗、台湾に3店舗となっている。つまり、北京には出店していない。「パクリの一蘭」が北京にオープンしたとして、中国語のユーザーがXに投稿すると、その内容が日本でも拡散。「堂々とやり過ぎ」「酷すぎる」「これは丸ぱくり」などと批判する声が相次いだ。広報部「弊社側でも把握しており...」こうした中、元迷惑系YouTuberで現奈良市議会議員のへずまりゅう氏が14日、一蘭の本社に訪問し、法務部から「事実確認しました弁護士に相談します」と伝えられたとXで明かした。一連の事実関係や今後の対応についてJ-CASTニュースが15日に取材したところ、一蘭の広報部は「弊社側でも把握しており、現在法務部にて対応を進めております」と返答。しかし、回答時時点では確認・対応中の事項があるとし、詳細な回答は差し控えるとした。一蘭は、過去にもロゴなどを模倣される被害に遭っている。公式サイト上では、「一蘭を模倣した店舗・商品や偽WEBサイトにご注意ください」と注意喚起しており、「一蘭はすべて直営で運営しており、フランチャイズ契約やのれん分けは一切行っておりません」などと説明している。
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