ナフサ供給不安、政府説明「相談を受けていない」に疑問続出 白黒包装は「企業側の判断」?

家庭用ごみ袋の印字も黒色に

   政府側が「ナフサの量は足りている」と主張し続ける背景には、高市早苗首相が4月5日に自身のSNSで発した内容がある。ナフサについて「少なくとも国内需要4ヶ月分を確保しています」とし、供給が「このままでは6月に詰む」とした「報道特集」(TBS)の内容を念頭に「事実誤認であり、そのようなことはありません」と断じていた。

   だが、5月に入りカルビーやカゴメ、日清製粉ウェルナなど食品大手が包装の簡素化を相次いで発表。影響は食品メーカーに限らず、これまでもTOTOや積水化学、カネカなどで値上げや受注停止などの対応に追われる動きが見られた。中小企業にはさらに大きなダメージが懸念される。

   また、市民生活に直結する行政サービスにも影響が出ている。家庭用ごみ袋の印字を黒色に変更することを決めた自治体がある他、一部地域では供給不安による品薄も発生。コープデリでは、宅配や店舗で数量制限や欠品対応を行う可能性があるという。

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