墓のお供え用に使われるあるものが、岡山県瀬戸内市内の墓地から相次いで盗まれる被害に遭っていることが分かった。花を入れるステンレス製の花筒(花立)で、墓地を管理する寺によると、2026年4月から計20件ほどの被害があった。一体何者が何の目的でこんな犯行に及んだのだろうか。ステンレス製の花筒が被害、売ってお金に?花筒の盗難被害は、5月15日に地元テレビのウェブ版ニュースが取り上げた。最近は、相場が高くなった金属類の盗難が全国的に相次いでいることもあって、19日ごろにX上でも、大きな話題になった。被害に遭った瀬戸内市内の寺は21日、住職がJ-CASTニュースの取材に詳細を説明した。それによると、花筒には、プラスチック製もあるが、お金になるステンレス製が狙われていた。花筒は、水を汲んだりしやすいよう簡単に取り外せるようになっている。墓の所有者らが、墓参りに来たときに、なくなっているのを確認した。墓地は、寺から少し離れた山中にあり、寺でも、不審者などに気づかなかったという。「花筒盗難例有り御気をつけて下さい」寺では、墓地にこんな貼り紙を出し、所有者らに注意喚起している。花筒盗難について、県警の瀬戸内署は同日、墓の所有者からその都度被害届を受け、窃盗の疑いで捜査していると取材に明らかにした。「金属が高騰していますので、売ってお金にしている可能性はあります。しかし、花筒1個では、売り上げは微々たるものですので、犯行の目的についてはよく分かりません。市内で被害届を受けているのは、今のところ、この墓地だけになります。捜査では、大きな動きはまだないです」(J-CASTニュース編集部 野口博之)
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