サッカー元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(45)が、2026年6月1日にユーチューブを更新し、5月31日に行われた日本代表対アイスランド代表の試合を「生ぬるかった」と酷評した。「勝ったことは素晴らしいが、パフォーマンスは良くなかった」12日に開幕する北中米ワールドカップ(W杯)に向け、日本代表(FIFAランク18位)は31日、東京・国立競技場でアイスランド代表(同75位)と国際親善試合を行い、1-0で勝利した。試合は、日本がアイスランドを攻めあぐね、0-0で前半を折り返した。後半42分に、右サイドからのクロスをFW小川航基(28)が頭で合わせてゴール。日本はこの1点を守り切り、W杯前最後となる国際親善試合を制した。アイスランド戦は、代表の最終調整を兼ねた壮行試合で、森保一監督(57)は、これまで出場機会の少なかった選手をテスト的に起用した。この日は、日本代表元主将のDF吉田麻也(37)が先発出場するなど、普段の国際親善試合と異なる雰囲気の中で行われた。格下相手に後半42分までゴールがなかった日本代表。闘莉王氏は「お祭り的な試合で、いつもの日本代表ではなかったことは確かだったと思う」と指摘し、試合内容に言及した。「正直なところ、ちょっと生ぬるい試合ではあった。メンバーもゴロっと変わって、先発メンバーもなかなかうまくいかなかった。途中からピッチに入った交代選手も、たいしたプレーをしていなかったと思います。今回のアイスランドはワールドカップにも行けない。大差で勝たなければいけない試合だった。なのに1-0。勝ったことは素晴らしいが、パフォーマンスは良くなかった」そして、MFの久保建英(24)、伊東純也(33)、中村敬斗(25)、堂安律(27)らのパフォーマンスに関しては、厳しい評価を下した。「MF4人は本気モードでなかったことは確かだった」闘莉王氏は「本気でやっている感じはなかった」と切り出し、次のような見解を示した。「ドリブルにしろ、パスにしろ、センタリングにしろ。ボールを取られた後のとり方。本気モードではなかったことは確かだった。この4人がきちんと機能しないと、特に三笘(薫)選手のドリブルがない時は、この4人の連動や連携がないと、攻撃の厚みが出ない。淡泊な攻撃になっていく。相手にとっては守りやすい攻撃になる。この感じでワールドカップを戦うなら、オランダ戦は負けです」アイスランド戦で最も高く評価したのが、DF菅原由勢(25)だ。堂安に代わって後半開始からピッチに立ち、チームの勝利に貢献した。闘莉王氏は「菅原選手は今日のMVPだと思います。セットプレーも任されて、蹴っていましたし。菅原選手の思い切ったクロス。キックの精度が高い。長友と比べたら全然違う。今日は素晴らしかった。相手が、フィジカルが強かったので、速いボールをチョイスしたのは、非常に良かった」と称賛した。今大会、日本はグループFに属し、オランダ、スウェーデン、チュニジアと同組だ。森保監督は優勝を目標に掲げており、大きな期待がかかる。注目の初戦は、15日のオランダ戦となる。
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