小泉進次郎防衛相が2026年6月9日の参院外交防衛委員会で、防衛省で慣例的に行われてきた議員会館への紙資料配布を廃止したことについて説明し、取り組みがX上で称賛を集めている。
「世界で最も職員を大切にする組織であるため、柔軟な発想で」
同委では立憲民主党・田島麻衣子議員が法案審議に先立ち、小泉氏の主導で行われた「議員会館への紙資料の配布の廃止」について意図や効果を質問した。
小泉氏は防衛相着任前から国会改革に長年取り組んできたといい、答弁で「霞ヶ関の中での働き方改革、これも不可欠だと思っておりました」と切り出した。着任後は防衛省職員に対して業務改善の相談を受け付けており、その一環で取り組んだものと説明した。
かねて防衛省では、ウェブサイトやSNSなどで公表する資料などを、国会議員への情報提供の一環として紙で配布することがあったという。主に複数の若手職員が大量の資料を印刷・封入し、東京・市ヶ谷の防衛省から永田町にある国会議員会館の事務所まで「往復約30分以上」かけて直接配達してきたとのこと。
小泉氏は「長年特に若手職員の業務を圧迫してきたと聞いています」と述べ、
「防衛省としても限られた人員が近年著しく増大する政策立案業務に最大限集中できるように、そして防衛省が今いる人を大切にする組織、世界で最も職員を大切にする組織であるため、柔軟な発想で業務改善を進める必要があると考えました」
と説明し、廃止を指示したことを明かした。