増え続けるストーカー被害に歯止めをかけるためストーカー加害者にGPS端末を装着する考えが浮上しているが、2026年6月11日放送の「ひるおび」(TBS系)では、ストーカー被害対策としては、カウンセリングの義務化が急務だとの意見が出た。眞鍋かをり「本当に思いきった法律改正が必要」番組はストーカー規制法違反の検挙数が2025年に1546件と過去最多になったことを報じる。危機感を募らせた自民党の調査会は、ストーカー規制法に基づく「禁止命令」が出された加害者へのGPS機器装着の導入や治療・カウンセリングの受診義務化を盛り込んだストーカー対策の提言を5月27日に高市首相に手渡した。背景には、今年3月、東京池袋のキャラクターショップで店員の女性が元交際相手の男に刃物で刺されて死亡した事件がある。コメンテーターの眞鍋かをりさんは「今の法律では十分ではないというのは明らかで、何十年も同じ議論が続いているような気がする。警察は何かあってからでないと動けないとか、定期的に悲惨なニュースも流れてきたりするし、本当に思いきった改正が必要だなと思うけど、いよいよGPSの装着かもというところまで来た」と話す。「GPSの装着ですべてを守れるわけではない」GPS装着とともに大きな柱である治療・カウンセリングの受診義務化について課題がある。2024年の1年間に警察が働きかけた加害者の9割が受診を拒否しているというのだ。先の池袋ストーカー殺人事件の元交際相手の男も過去に1度逮捕され、カウンセリングを拒否していたことがわかっている。元埼玉県警捜査一課警部補の佐々木成三さんは「優先順位は受診・カウンセリングの義務化が先だと思う。今回の池袋の事件の容疑者の特徴は被害者に強い執着がある、自分も拡大自殺をする強い意志がある、このような者にGPSをつけたとしても簡単にはずされてしまう恐れがある。GPSの装着ですべてを守れるわけではない。しかも、このGPSの監視を誰がやるのかという受け皿の体制も作らなければいけない。現行法の中で出来るのは、カウンセリングを義務化するのが優先すべきではないかと思う」と話した。(ジャーナリスト佐藤太郎)
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