プロ野球交流戦、パ・リーグが圧倒 ペナント順位にも変化なくなり...「セ・リーグはセカンドリーグ」揶揄する声も

   2026年の交流戦もパ・リーグが強い。

   2026年6月11日はパ・リーグの6球団が全勝し、通算53勝30敗4分とセ・リーグに対して大きく勝ち越し。ソフトバンクが13勝2敗で首位に立ち、2位の西武が11勝2敗1分、3位の日本ハムが11勝3敗で追いかける。

   セ・リーグは交流戦から橋上秀樹監督代行が指揮を取る巨人が9勝4敗2分の4位と健闘しているが、ペナントレースで首位争いを繰り広げる阪神は4勝9敗、ヤクルトは4勝10敗1分と大きく負け越し。上位6球団のうち、パ・リーグの5球団が占めている。

  • 交流戦ここまでパ・リーグに軍配(写真はイメージ)
    交流戦ここまでパ・リーグに軍配(写真はイメージ)
  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
    読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム
  • 交流戦ここまでパ・リーグに軍配(写真はイメージ)
  • 読売ジャイアンツの本拠地・東京ドーム

「セ・リーグに負けるとペナントレースで優勝争いから脱落する。取りこぼしできない」

   パ・リーグ球団の首脳陣は「交流戦でセ・リーグに負けるとペナントレースで優勝争いから脱落する。取りこぼしできないですよ」と危機感を露わにする。

   「取りこぼし」という表現を使っていることが象徴しているように、セ・リーグが格下の位置づけになってしまっている。

   両リーグの力関係は交流戦がスタートした05年から変わらない。新型コロナウイルスの影響で開催中止となった20年をのぞき、20シーズンのうち、パ・リーグが17シーズンで勝ち越し。昨年は上位6球団をパ・リーグが占め、通算63勝43敗2分と大差をつけた。

   SNS上ではセ・リーグを「パ・リーグの格下でセカンドリーグ」と揶揄するコメントも。スポーツ紙記者は「パ・リーグの方が個々の選手の能力、野球の質、チーム戦略とすべての面でセ・リーグを上回っている。交流戦でパ・リーグの球団が勝ちっぱなしでは、ペナントレースの順位に大きな変化がなく盛り上がりません」と指摘する。

   交流戦の残り試合が少なくなってきた中で、セ・リーグの意地に期待したい。

(中町顕吾)

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