横浜アリーナ、「近隣施設のトイレ利用禁止」に波紋「終演後トイレ使わせて」 運営会社は問題認識、運用改善の意向

   横浜アリーナは2026年6月15日に公式サイトで、来場者のマナー向上を呼びかけた。挙げられた禁止行為の中に「近隣施設のトイレ利用禁止」が含まれていたことに、SNSでは、終演後に会場内のトイレが利用禁止されているとして、近隣施設のトイレを使うことはやむを得ないといった指摘が寄せられている。

   こうした意見について横浜アリーナは、「イベント終了時にご来場者の皆様の安全な退出動線を確保しつつ、終演後もアリーナにおいてトイレをご利用いただけるよう、主催者と連携し、運用の改善を図ってまいります」と取材に回答した。

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  • 横浜アリーナ公式サイトより
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「近隣施設のトイレ利用禁止」に波紋

   横浜アリーナは、来場者のマナー向上をめぐり、「無断立ち入り、路上での滞留、ポイ捨等の禁止」「近隣施設のトイレ利用禁止」「公共交通機関のご利用」を呼びかけた。

   「無断立ち入り、路上での滞留、ポイ捨等の禁止」については、近隣のオフィスビルやマンションの敷地内への立ち入り、待ち合わせやグッズの交換・売買、機材を置いての撮影などのための周辺の歩道や商業施設での滞留、大きな声を出す、ごみの投げ捨て、喫煙所以外での喫煙、吸い殻のポイ捨てといった具体例を挙げ、「近隣の皆さまに非常にご迷惑をおかけしますので絶対におやめください」と強調した。

   「近隣施設のトイレ利用禁止」については、「本来の施設利用者の皆さまが利用できず大変ご迷惑がかかりますので、近隣店舗やオフィスビルのトイレの利用はお控えください」と説明した。

   「公共交通機関のご利用のお願い」については、周辺の混雑のためと説明。もし車で来場する場合は近隣の有料駐車場を使用し、近隣店舗・商業施設の駐車場の利用や会場周辺での路上駐車はしないよう呼びかけた。

   SNSでは、ポイ捨てや周辺ビルへの無断立ち入りなどの迷惑行為に関しては、同調する声や一部の来場者のマナーの悪さを指摘する声が寄せられた。

   一方、近隣施設のトイレ利用禁止に関しては、「終演後トイレ使わせてよ!!」「ライブ終わったらトイレ行かずにさっさと出ろ尚近隣の施設の利用は認めないは無茶苦茶やろ」「他施設のトイレを使わない方がいいのはわかってるが、アリーナのトイレ使えなかったら他の施設のを使うしかなくなるよね」といった声が寄せられた。

   また、会場の収容人数に比べてトイレの数が少ないのではないかといった指摘もあった。

   こうした声に、横浜アリーナの見解は――。

終演後のトイレ閉鎖は「安全かつ速やかにご退場いただくため」

   横浜アリーナ総務部は19日、J-CASTニュースの取材に応じ、今回注意喚起を行った理由について、次のように説明した。

「イベント開催時、一部の来場者によるごみの投げ捨てや所定喫煙場所以外での喫煙・吸い殻のポイ捨て、また、近隣オフィスビル等に許可なく立ち入りトイレを使用する、近隣店舗にて長時間の化粧や着替えを行うといった、近隣の皆様や本来の施設利用者様へのご迷惑につながる事象が見られたため、改めてSNSに投稿させていただいたものでございます」

   トイレの問題については、これまで「改修工事による個室の増設」や、「イベントに応じた男女トイレの振り替え」、「トイレ内の動線の見直し」といった取り組みを行ってきたと説明。

   そのうえで、「来場者の皆様に安全かつ速やかにご退場いただくために、終演後にトイレをご利用いただけない、または利用しづらい状況が生じたことを認識しております」とした。続けて、

「今回頂きました貴重なご意見を踏まえ、イベント終了時にご来場者の皆様の安全な退出動線を確保しつつ、終演後もアリーナにおいてトイレをご利用いただけるよう、主催者と連携し、運用の改善を図ってまいります」

   と、今後の方向性を明らかにした。

   同様の内容は、横浜アリーナ公式サイトにも掲載された。

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