高市早苗首相は2026年6月22日の衆院予算委員会で、中傷動画疑惑報道に関する野党からの追及に回答した。後藤祐一衆院議員「質問に答えてない」中道改革連合の後藤祐一衆議院議員から「中傷動画疑惑」、さらには暗号資産「SANAETOKEN(サナエトークン)」の関与に関する質問を受けると、高市首相は「私はこれまで30年以上衆議院議員を務め、総裁選挙にも3回立候補しましたが、他の候補を中傷したり批判したりするようなことはせず、ひたすら自分の政策を訴え続けてきました。これは私自身の政治家としての矜持であり、誇りでもございます。選挙戦の戦い方は必ずそうしてきました」と中傷動画疑惑の疑いを否定した。また、「SANAETOKEN」についても、「私も事務所もそのようなものが暗号資産として発行され、取引されるということを承認したことはございません」と一切の関与はないとした。続けて、「私の総理としての業務時間も残念ながら確保できなくなってきており、近日中に奈良の秘書の陳述書と、いわゆる暗号資産に関する記述などどこにもない、相手企業から送られてきた唯一の提案書。これを予算委員会の理事会に提出させてください。それを持って本件に関する詳細な問いへの答弁とさせていただきたいと考えます」と締めたが、後藤氏は「質問に答えてない」と不満を口にした。FNNが6月13日と14日に実施した世論調査によれば、「中傷動画疑惑」に関する高市首相の説明に、「納得できる」(40.2%)を上回る52.0%が「納得できない」と回答するなど、疑問視される。高市首相の答弁に、X上では「ここまで酷い言い訳は見たことがありません」など厳しい声があがった。中道改革連合の小沢一郎前衆院議員もXで、「疑惑逃れの言い訳としては最悪の答弁。総理として不適格と言わざるを得ない。それほど追及が怖いのか。もはや真相究明は不可欠。民主主義が歪められた可能性。国民もいい加減、目を覚ますべきである」と言及した。
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