プロ野球日本ハムの元投手で野球解説者の岩本勉氏(55)が、2026年6月21日にユーチューブを更新し、日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)の「サイン伝達疑惑」について完全否定した。「結論から言うと、サイン盗みなんかしません」「疑惑」とされるシーンは、20日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた日本ハム対ソフトバンク戦の5回に起こった。1死1、2塁の場面で、アリエル・マルティネス捕手(30)が打席に入った。この時、2塁走者のレイエスの動きに対して、何かを感じ取った海野隆司捕手(28)が、いらだった様子でタイムを要求した。そして、迎えた6回。レイエスが打席に入ると、海野がレイエスに何らかの言葉を投げかけ一触即発の状態に。球審が両者の間に割って入るようにして収まったが、周囲は不穏な空気に包まれた。スポーツ紙の報道によると、試合後、日本ハムの新庄剛志監督(54)が、ソフトバンク小久保裕紀監督(54)と話し合い、レイエスの「サイン伝達疑惑」について否定したという。このような背景の中、岩本氏は「まず結論から言うと、サイン盗みなんかしません。そんなチームではないし、レイエスはそんな男ではない」と真っ向から疑惑を否定し、海野とレイエスのやりとりについて、こう推測した。「おそらく海野が言ったのは、『お前、サイン出すなよ』ではなくて、『疑わしい行動はしない方がいいよ』ぐらい、だったんじゃないの?バッターボックスに入ってきたレイエスに、いきなり『お前、セカンドベースでちょろちょろするなよ』と矢を向けるような言葉ではなく、『疑わしいよ。ペナルティを食らっても知らないよ』というような言い方だったと思いたい」「感じたのは『ちょっと疑われるよ』と」球団OBで、野球解説者として長年、日本ハムを取材している岩本氏。今回、「疑惑」が浮上したことに関して「前から思っていた」と切り出し、次のように語った。「レイエスの動き。彼は足がそれほど速い方ではないから、ちょっとでもリードしたい。ちょっとでも、帰塁するときの距離を体が把握しておきたい。とくにセカンドランナーの時に。ワンヒットで(ホームに)帰りたいから。その時に、左手を出して距離を測って、どうやって帰塁するとか、いろいろ考えている。ちょろちょろ見ながらセカンドベースまでの距離を測っている。それを見た時に感じたのは、『ちょっと疑われるよ』と。そんなことをしない人間だとは分かっているが、周りは勘違いするんじゃないかと、前から思っていた」ドミニカ共和国出身のレイエスは、大リーグのサンディエゴ・パドレス、シカゴ・カブス、カンザスシティ・ロイヤルズなどでプレーし、24年に日本ハムに入団した。昨季は132試合に出場し、32本塁打を放ち本塁打王のタイトルを獲得した。今季はここまで66試合に出場し、打率.331、15本塁打、39打点を記録。出塁率と長打率を合わせたOPSは.963。
記事に戻る