AKB48花田藍衣さん、グループ初の「契約解除」 動画でざんぎり頭公開、運営会社と食い違う主張

   AKB48は2026年6月23日、メンバーの花田藍衣(めい)さん(21)との専属契約を同日付で解除したと発表した。花田さんはXで動画を公開し、自らの主張を展開した。

  • 花田藍衣さん。AKB48の成人式イベントでは笑顔を見せていた(2026年1月撮影)
    花田藍衣さん。AKB48の成人式イベントでは笑顔を見せていた(2026年1月撮影)
  • 花田藍衣さん。丸刈り姿の動画を公開し、自らの主張を展開した
    花田藍衣さん。丸刈り姿の動画を公開し、自らの主張を展開した
  • 花田藍衣さん。AKB48の成人式イベントでは笑顔を見せていた(2026年1月撮影)
  • 花田藍衣さん。丸刈り姿の動画を公開し、自らの主張を展開した

禁止事項の「特定のファンとの繋がりが発覚」も復帰を要望

   AKB48の運営会社、DHの発表によると、花田さんが25年12月頃より体調不良を理由とする遅刻を繰り返していたことから、「本人の体調を最優先に考え、その原因を特定し適切な治療に専念できるよう、活動を休止する措置をとってまいりました」。

   しかし、活動休止に際して「特定のファンとの繋がりが発覚」したという。花田さんは「偶然2度だけ会った」と説明していたが、「関係各位のヒアリングによれば、当該特定のファンには複数回会っていることが判明」したとしている。

   グループではファンとのつながり行為を禁止している一方、花田さんが復帰を希望していたことから要望を尊重し、具体的な復帰に向け話し合いの機会を求めるも、拒絶されたとした。

「AKB48として初めてとなりますが、契約解除はやむを得ない」

   また、「本人は運営に髪型を坊主にさせられた」と主張していたとも明かし、「当たり前ですが、担当に確認したところ、『そのようなことを指示することは絶対にありません。』とのことでした」と報告。

   さらに、花田さんは「自分の悪口を言っているメンバーの処分及び出禁となった当該特定ファンの出禁解除を要望」していたが、「運営の裁量の範囲内にある事項として直ちに応じることのできない」ものであり、合意には至らなかったという。

   その後、花田さんは弁護士を立てた上で、直接の意思疎通を図ることを拒絶。一連の事情を受け、「AKB48として初めてとなりますが、契約解除はやむを得ないとの結論に至りました」としていた。

   花田さんの代理人は、インターネット上での法律問題や名誉毀損などを扱う唐澤貴洋弁護士。

   グループで「契約解除」の対応が公表されるのは初めて。一方で、08年には「AKB48のメンバーとしての自覚に欠けた軽率な行動を取った」ことを理由に、3期生だった菊地彩香さんが「解雇」されている(後に7期生として復帰)。

「坊主にしないと辞めさせられる」と感じる出来事があった

   花田さんは同日、Xで約9分間の動画を公開した。黒いインナーに白いジャケットを羽織った花田さんは、まばらに刈られたようなざんぎり頭で登場し、手元の紙を見ながら「今日は私の身に起きたこと、活動休止の経緯についてお話したい」と切り出した。

   特定のファンと会っていたことについては、事実を認めた上で謝罪した。

   花田さんはSNSで「自分の居場所を匂わせるような投稿」を行うことで「たくさんのファンの方が自分を探している鬼ごっこのような状況に浮かれてしまっていた」と説明。「偶然なのか仕組まれたのか分からないが、手をつないで歩いていたところを写真に撮られていて、運営さんに持ち込まれた」とした。

   話し合いでは「『本当はこのファンと付き合っているだろ』と言われたり、性的な質問をされ、否定しても信じてもらえませんでした」とし、峯岸みなみさんの例を引き合いに「『もし、AKB48を続けたいなら、坊主にして誠意を見せろ』というようなことを言われました」と主張した。

   悩んだ花田さんは即答を避けたが、活動休止中に「坊主にしないと辞めさせられる」と感じる出来事があったとして「ずっと大切にしてきた髪の毛を、本当に辛かったですが、どうしてもAKBでの活動を続けたかった私は坊主にする決断をしました」。「この通り、坊主になっています」と声を震わせた。

「まだ、ここで頑張っていきたかった」

   不祥事に際して「坊主にするという選択肢を与えるのは間違っていると思うようになりました」とし、弁護士を立てて運営会社に問い合わせたという。しかし、回答は「頭髪を剃ることを要求した事実はありません」というものだったという。

   花田さんは「実際はもっと強い口調で、何時間も問い詰められましたし、坊主というワードもたくさん聞きました」主張し、運営側からの謝罪もなかったと説明。信頼が無くなっていったと訴えた。

   グループに対しては、「まだ、ここで頑張っていきたかった」と心残りを明かし、復帰を待っていたファンらに謝罪。「私はもう皆さんにお会いできることはないかもしれませんが、私との思い出を思い出して、ずっと忘れずにいてくれたら嬉しいです」とした。

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