本田圭佑氏がW杯スウェーデン戦めぐり「出勤時間の調整を」呼びかけ→対応企業続々と 社員からは驚き&喜び

   サッカー元日本代表の本田圭佑さんが、ワールドカップ(W杯)・北中米大会の日本対スウェーデン戦が2026年6月26日朝8時から行われることから、経営者に向けて「出勤時間の調整を宜しくお願い致します」とXで呼びかけた。これに、さまざまな企業が社員の働き方を調整したと投稿している。

   26日の午前を在宅勤務に決めた家具・インテリアブランド「CAGUUU(カグー)」では、社員から驚きや喜びの声が寄せられているという。

  • 本田圭佑さん(写真:アフロ)
    本田圭佑さん(写真:アフロ)
  • 本田圭佑さんのX(@kskgroup2017)より
    本田圭佑さんのX(@kskgroup2017)より
  • 本田圭佑さん(写真:アフロ)
  • 本田圭佑さんのX(@kskgroup2017)より

「大多数の社員が日本戦を見ていたので、次の試合も観たいだろうなと」

   本田さんは日本戦の解説を務めており、スウェーデン戦でもNHKの中継で解説を務める予定だ。本田さんは23日、Xアカウント「NHKサッカー」の告知をリポストし、

「日本中の経営者の皆さん、すみません。出勤時間の調整を宜しくお願い致します」

と呼びかけた。これに、企業や経営者のXアカウントが続々と反応。社員の出勤時間を変更した、在宅勤務など働き方を調整したといった声が寄せられた。この投稿は、25日までに11万件の「いいね」が付くなど、大きな注目を集めている。

   本田さんの投稿をきっかけに26日の勤務開始時間を調整した会社の一つが、ITコンサルティング会社の「株式会社エッグシステム」だ。普段の勤務開始時間は9時前後だが、26日は試合終了後の10時勤務開始に遅らせたという。

   J-CASTニュースの取材に応じた同社代表取締役の高橋翼氏は、社員から「本田さんが発信してますよ」とメッセージが届いたといい、「私自身も本田さんの投稿は見て認識していたので、社員からも声があがっているなら時差出勤にしようと決めました」と理由を明かした。

   さらに本田さんの投稿に加え、「元々は、今週頭に社内で雑談していた際に大多数の社員が日本戦を見ていたので、次の試合も観たいだろうなと思ったことも理由の一つです」とも。同社ではフルリモート体制で、働きやすさを重視しているといい、「会社の方針とも合致するため社員の意向を取り入れた形となります」とした。

   社員からの反応については、「日常的に使っているチャットツールで全社員へ発信しましたが、通常の連絡よりも、良い反応・リアクションが多かったです」とした。

社員からは「想像以上にポジティブな反応が」

   「CAGUUU(カグー)」の公式Xも24日、代表取締役からのメールの画面を添えて、「代表判断で、6/26(金)は 午前在宅・午後出勤に緊急決定しました」と報告した。

   同社PR担当者はJ-CASTニュースの取材に、同社の通常の出勤時間は10時だが、「試合終了後に慌ただしく出社するのではなく、まずは日本代表をしっかり応援し、その後は自宅で業務を進め、午後から出社する形にしました」と、無理なく業務に切り替えられる体制を意識したことを明かした。続けて、その背景にある思いを次のように説明した。

「日本代表の試合は、多くの人にとって特別な時間です。家族や友人と一緒に応援したり、日本中が一体となって盛り上がったりする瞬間には、大きな価値があると考えています」
「私たちが大切にしたいのは、家具そのものだけではありません。日々の暮らしの中で、心地よい時間や大切な瞬間を選べることも、良い暮らしの一部だと考えています。本田さんの投稿も一つのきっかけではありましたが、社員にもそうした時間を大切にしてほしいという思いから、今回の判断に至りました」

   社員からは、「想像以上にポジティブな反応がありました」という。

「『会社がサッカーを理由に勤務形態を調整するとは思わなかった』という驚きの声もありましたし、『日本代表戦をリアルタイムで応援できて嬉しい』という声も多く聞かれました。
中には、『できれば1日在宅が良かったですが(笑)、これもオンとオフのメリハリとして捉えて、応援も仕事も全力でやります』といった声もあり、社員それぞれが前向きに受け止めてくれていたのが印象的でした」

   同社は、本田さんがブランドアンバサダーを務めているほか、社外取締役も務めている。しかし同社PR担当者は、本田さんから「具体的な要望や指示を受けたことはございません」と説明。投稿はきっかけの一つだったが、「最終的には当社代表の判断で実施を決定いたしました」とした。

GMOインターネットグループやカバヤ食品も反応

   Xではこのほかにも、GMOインターネットグループの公式Xが、社内カフェで社員向けに日本代表戦のパブリックビューイングを開催することを報告している。

   タブレット菓子「塩分チャージ」やクッキー菓子「さくさくぱんだ」などで知られるカバヤ食品の公式Xも「調整対応済みです......! 通勤時間と被らないよう、社内でパブリックビューイングを実施します」とした。

   ゲーム「イナズマイレブン」シリーズなどで知られるゲームメーカー「レベルファイブ」の日野晃博社長もXで、「サッカーを応援する経営者として、うち、レベルファイブでも、試合を見てからゆっくり出社しても、遅刻になりません」と投稿している。

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