大リーグのアトランタ・ブレーブス専門メディア「HTHB」(ウェブ版)が、「韓国の至宝」キム・ハソン内野手(ブレーブス、30)の今季パフォーマンスを酷評した。
「到底プレーできるレベルではないほどひどいパフォーマンス」
キムは昨オフ、ブレーブスからフリーエージェント(FA)となり、1年2000万ドル(約31億円)でブレーブスと再契約を結んだ。
大リーグ6年目シーズンに向けスタートを切ったが、1月に右手中指の腱を断裂。手術、リハビリで大きく出遅れ、開幕に間に合わず、5月13日にようやく大リーグに復帰した。
チームでは主力として期待がかかる中、ここまで結果を残せずにいる。復帰後、23試合に出場し、打率.077、3打点、本塁打ゼロ。出塁率と長打率を合わせたOPSは.244と、極端に低い数字となっている。
年俸31億円の選手として、不甲斐ない成績のキムに対して、ブレーブスの地元メディアの風当たりは強い。
「HTHB」は、今季のキムを次のように評した。
「到底プレーできるレベルではないほどひどいパフォーマンスを見せているキム・ハソンという選手が、ブレーブスが遊撃手の課題を解決するために2000万ドルを投じて獲得した選手であることも忘れてはならない。多くのファンはこの契約を賢明な判断だと見ていたが、現実はまったくそうなっていない。打率.077、出塁率.167、長打率.077という成績を考えると、キムよりひどい選手を見つけるのは難しいだろう。むしろ、ブレーブスの投手の中には、打席でキムより良い成績を残せる選手さえいるかもしれない」
「出場機会を減らすべきだという点では誰もが意見が一致」
そして、「キムが不振であり、出場機会を減らすべきだという点では誰もが意見が一致している」とし、「もしブレーブスが、26年に結果を出せるような形で、キムのスイングを調整させることができれば、それは素晴らしいことだ。現時点では、その2000万ドルは無駄遣いに思えるからだ。残念ながら、キムの経歴を考えると、その可能性は極めて低い」と酷評した。
キムは20年オフ、韓国プロ野球(KBO)リーグのキウム・ヒーローズから、ポスティングシステムを利用して、大リーグのサンディエゴ・パドレスに入団した。米メディアによると、4年2800万ドル(約44億6000万円)の契約を結んだという。
パドレス時代の23年には、アジア出身選手の内野手として初となるゴールデングラブ賞(ユーティリティ部門)を受賞した。24年オフにタンパベイ・レイズに移籍し、同年9月にブレーブスに移籍した。
キムは「韓国の至宝」と称される韓国のスター選手だ。数少ない韓国出身大リーガーのリーダー的存在で、イ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ、27)、キム・ヘソン内野手(ドジャース傘下3A、27)とともに、韓国国内で注目を集めている。