自民党の小渕優子元選挙対策委員長が、党税制調査会の幹部会合(インナー)のメンバーを辞任する意向を申し出た。高市首相が進める飲食料品の消費税引き下げへの反発かと報じられているが、2026年6月25日放送の「報道インサイドOUT」(BS11イレブン)は「ポスト高市をにらんだ動きではないか」と取り上げた。「反高市の動き」との見方もゲストの時事通信解説委員の山田惠資氏は、「小渕さんは財政規律派で、(高市政権の)財政出動が続くことに関して違和感があったんだろうと思います」と辞任申し出は政策の違いと説明しながらも、「われわれの関心としては、ポスト高市と言いますか、将来の総理候補という中で、小渕さんもその一人として挙がっているので......」と、反高市の動きではないかと穿った見方もする。「自民党の、高市さんとは距離のある政治家が、小渕さんに『将来の総理候補としてどうか』と、比較的最近、確認したと聞いた」と山田氏は明かす。周囲は小渕氏が動き出すことに期待しているのだが、「今回の動きが、政治家・小渕優子さんの次のステップにつながることを想定されているのか」どうか、「小渕さん(自身)は非常に慎重」という。メディアに本心を語らない人ただ、「財政再建派の議員たちが今回の小渕さんの動きをきっかけに、いろいろ発言を始める可能性があるんですね。そうすると、積極財政と言ってきた高市さんにとっては想定外の動きも出てくる」と山田氏は見る。近野宏明キャスターが「天下取り、総裁を目指すんだというような気持ちとはちょっと違うのかなあ」とつぶやくと、ゲストのTBSラジオの澤田大樹記者は「小渕さんはあまりメディアに本心を語らない方なんで、測りかねるところではあります」とニヤリとした。来年2027年秋には自民党総裁選がある。(シニアエディター 関口一喜)
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