スウェーデン戦は、特に配信トラブルに言及なし
ところが、DAZNは、「通信混雑」に懸念を示しながら、その一方で、無料PRを盛んに行っている。こうした状況に対し、会員らからは怒りの声も漏れた。
「じゃあ無料なんかやるなよ」「何のために高い金払ってんだよ」と不満が出て、「『アクセス集中に耐えうる視聴環境』を作るのはあなたたちの仕事では?」などと注文も付いた。
では、スウェーデン戦では実際、通信混雑に伴う障害が出たのだろうか。
複数のスポーツ紙は、DAZNの中継で、試合前や試合中に音声がかぶるトラブルがあったと報じている。ただ、これらが通信障害に当たるのかは、はっきりしていない。
DAZNのカスタマーサービス担当者は6月26日、J-CASTニュースの取材に対し、初戦のオランダ戦については、配信トラブルがあったと明かした。
公式サイトで発表して謝罪したように、一部の時間に音声の不具合や映像との同期遅延が発生したという。そして、「この件を重大な事案として認識し、技術的原因の調査、再発防止策の実施、監視システムおよび検証プロセスの見直し、ならびに事前検証の強化を進めております」と説明した。
ただ、スウェーデン戦については、配信トラブルの有無に関する質問には回答しなかった。
ところで、有料会員の反発も予想されながらも、日本代表戦を無料にしたのは、一体なぜなのだろうか。テレビ局も放送しているため有料のメリットがなく、この機会に存在を知ってもらって会員数を増やしたい狙いでもあるのか。
この点について聞いたが、「より多くの方々にサッカーの魅力とFIFA World Cupの興奮を体験していただくため」などと述べるに留まった。
次のブラジル戦なども無料にするのかについては、こう答えた。
「現時点において、日本代表チームの試合の無料ストリーミングは継続される予定です。今後の試合でも同じ方針で進めてまいります。集中アクセスの影響を最小限に抑えるため、技術的な強化と事前確認を徹底的に実施し、安定した配信を目指してまいります」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)