サッカーの元日本代表FW城彰二氏(51)が、2026年6月30日にユーチューブを更新し、ワールドカップ(W杯)の日本対ブラジル戦を総括し、「日本は勝ち切る力をつけなくてはいけない」との見解を示した。「ちょっとしたミスとか、ちょっとした力の差を感じた」ワールドカップ(W杯)北中米大会の決勝トーナメント1回戦が30日、米ヒューストン・スタジアムで行われ、日本代表(FIFAランキング18位)が、ブラジル代表(同6位)に1-2の逆転負けを喫した。前半29分、MF佐野海舟(25)がドリブルで中央に持ち上がり、右足を振り抜き先制のゴールを奪った。その後、ブラジルに押し込まれながらも、日本は堅実な守備で前半を1-0で折り返した。後半に入ると、1点を追うブラジルの猛攻が続いた。後手に回った日本は、後半11分に同点に追いつかれると、後半終了間際に痛恨の失点。「王者」ブラジルに逆転負けを喫し、無念の決勝トーナメント敗退となった。前半のリードを守り切れず逆転負けした森保ジャパン。城氏は「ブラジルが主導権を握りながらの試合となったが、交代選手も含めて、かなりきつい状態だった」と指摘し、敗因に言及した。「こういう大会で、ちょっとしたミスとか、ちょっとした力の差を感じた。あのゴール(2点目)も、田中碧選手がボールを奪って、相手がすぐにボールを奪い返した。そこで相手ボールになったが、シュートが来るという想定のもとブロックをしてシュートを防ぎにいったが、そこをかいくぐってパスの選択をする。そして、完ぺきなシュートコースで狙われた。ブラジルは強かった」「日本は、『これだけやれる』ということを示せた」W杯5度優勝のブラジルに対して、日本の最高成績はベスト16だ。W杯本番で王者を追い詰めたのは事実で、城氏は「日本は、『これだけやれる』ということを示せた」と手応えを口にし、こう続けた。「差は、ほんのちょっとになった。昔は、ブラジルに対してはなかなか難しかった。まだまだ力の差があると感じていたが、日本のスタイルで戦って、ここまで追いつめられる日本は、本当にレベルが上がった。ただ、ここから勝ち切る力をつけなくてはいけないという課題も見えている。ここは本当に、まだまだ積み重ねていかないと、優勝への道が見えないと思う」そして、「選手は本当に頑張った。これは称えてほしいと思う」と労い、「これから世界のトップに行くために何が必要なのか。個としても、グループとしてもそれを課題にして、次の世代の人たちが引っ張って行ってほしい」とエールを送った。日本は今大会、優勝を目標に掲げ、グループFを1勝2分けの2位で通過した。W杯では、18年ロシア大会、22年カタール大会に続き、3大会連続の決勝トーナメント進出となったが、無念の1回戦敗退となった。
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