女性・女系天皇の可能性を事実上なくした高市内閣の皇室典範改正案に、「愛子天皇推し」の漫画家の小林よしのり氏が激しくかみついている。「改正案に異論が相次ぐ事態となっています」と取り上げた2026年7月1日放送の「大下容子ワイド!スクランブル」(テレビ朝日系)に、小林氏はVTRゲストで出演し、旧宮家から養子を迎えて皇族を増やすのは憲法違反だと熱く語った。「完全に門地による差別禁止に違反している」「憲法14条で門地による差別を禁じてるわけですよ。門地っていうのは家柄のことです。旧宮家から入れるとかだったら、完全に門地による差別禁止に違反してるってことになりますから、そういうことが実際に行われてしまったら、ワシは提訴しますよ。裁判所で戦おうじゃないですか。今の国家をちゃんと提訴しますから、これ憲法違反であると」「天照大御神、神功皇后ら女性が権威も権力も持っていたのが日本の歴史」男子・男系天皇が日本の伝統とする意見に対しても、天照大御神、神功皇后ら女性が権威も権力も持っていたのが日本の歴史だと、小林氏は反論する。「(6月に)天皇陛下が訪れられたオランダとかベルギーとかも、王女でしたよね。彼女たち、みんな女王になるんですよ、将来ね。で、愛子さまだけがなれないんですよ、これが。むちゃくちゃおかしいです、これは」と納得しない。自民党と日本維新の会は、7月17日までの今国会で皇室典範改正案を最優先で審議するという。意見が対立したままの採決は、「国民の皆さんの理解が得られるものとなることを望んでおります」という天皇陛下の異例の表明にも沿わないのではないか。(シニアエディター関口一喜)
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