大阪メトロが「漫然とEVMJに丸投げ」万博EVバス問題を読売テレビが特集 中国メーカーに製造委託の内幕も

当時の社長は「すべての責任はWisdom Motor」

   特集では、問題に関わった関係者の声を放送した。

   EVMJの関係者は、不具合について、

「後輪の車輪同士をつなぐ『付け根の溶接』が外れてしまい、『もう、これだめだね』っていうところだった。他にも何が起きてもおかしくないと現場サイドでは思っている」

と証言した。

   EVMJは、バスの製造を中国の新興バスメーカー「Wisdom Motor」に委託していた。23年8月に行われた社内会議の映像によると、投資家とみられる男性が、

「聞いて一番怖いなと思ったのは、EVMJ製のインバーターでないものが載った状態で納車されていることを聞きまして」

と追及すると、当時の社長とみられる人物は「前のインバーターを載っけたときから認証権を取ってないんですよ。イギリス向けの認証はとっているんですよ。『それでいいんでしょ』とWisdom Motorは思っていたんですよね」と釈明。そして、

「極端に言えば、並行輸入の場合、製造メーカーは僕らではないですから、Wisdomが製造メーカーになって、すべての責任はWisdom Motorが書類に対して負わなければいけないことになっている」

と述べた。

   国交省の担当者は「インバーター(電力を変換・制御する部品)の変更は車両認可に関する審査に影響していない」と説明するも、ナレーションで「ただ会社の安全性の意識は十分だったと言えるのか」と問いかけた。

   中国メーカーの関係者は、

「EVMJが我々を選んでから、たくさんの部品を指定したいと要求してきた。問題は、当時EVMJが部品の選択を間違ったことにある。指定された駆動モーターは、別の中国メーカーのものだが、我々がよく使うものではない。そのモーターは中国で市場シェアが大きく値段も安い」

と主張した。

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