バンス副大統領は子どもの誕生でしばらく休暇?
交渉の窓口になっているバンス副大統領はどうなのか。アメリカの政治・外交に詳しい明海大学教授の小谷哲男さんは「トランプ大統領は、覚書は終わったと言っているが、それと同時にアメリカの交渉団がイランと協議することは認めるということも言っている。では、アメリカの交渉団が動いているかというと、バンス副大統領はアメリカファーストの前にファミリーファーストで、昨日、第4子が生まれたばかりなので当面休むだろう。夏休みも必ずとる人なので、今外交を動かしているのが全く見えない。もともと外交をやったことがないし、トランプ大統領がどこかの段階でバンス氏を切るともささやかれている」と話す。
進行役の松原耕二さんは「切るというのは交渉からはずすということ?」と驚く。小谷さんは「より強硬派を交渉団のトップに据える可能性もある。おそらくルビオ国務長官になると思うが、そうなると振り出しに戻ってしまう。ここでバンス氏が踏ん張って何とか軌道を覚書の時点まで戻すことができるかどうか注目される」と解説した。
(ジャーナリスト 佐藤太郎)