「『外れクジを引いた』と受け取られるような社会であってほしくない」
乙武さんは井本さんの発表を受け、「『親としてできるかぎりのことをしてあげたい』という井本さんの思いが伝わってきます」とXでコメントした。
その上で、一部からは「『仕事がセーブできない親はどうするんだ』という意見も散見されます」との反応もあると説明。「これはこれで、とても重要な指摘です。障害のある子は、どんな親のもとに生まれてくるかわかりません」とした。
障害のある子どもの育児について「日本では『家族が面倒を見る』が基本。だから、もしも自分がその境遇になったら途端に負担が重くなる、という仕組みになっています。生活が、人生が、激変することになります」とした。
一方で、「逆に福祉の手厚い社会だと、地域や社会がケアをしてくれるから『自分が』『家族が』という負担は軽減されます」としつつ、「もちろん、そのぶん税金が高くなります」と指摘。
「どちらにも一長一短ありますが、私の立場としては、『障害のある家族を持つ=外れクジを引いた』と受け取られるような社会であってほしくない、と切に願っています」と思いをつづった。
また、「井本さん、私にできることがあれば遠慮なくおっしゃってくださいね。そして井本さんご家族にたくさんの幸せな時間が訪れるよう心から願っています」と呼びかけている。